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感染者(ゾンビ)と死者(ゾンビ)と追放された悪役令嬢とその他大勢 第拾弐章

 荘園は言葉が似ているが庭園のようなものではない。

 簡単に言えばウエサマの直轄領だ

 その広さは広大で、全ての入り口を監視すると莫大な人数が必要にある。そもそも天城周辺の街もウエサマの領土で荘園なのだ。


 圭阿も植物園に近づくまではこれといった問題もなかった。

 マクロの視点で見れば荘園内を移動しただけにすぎない。


 問題は植物園だ。


 植物園の規模は荘園のほんの一部で、こちらは少し広い公園ほどの大きさである。

 このセカイではありえない例えだが、東京ドームとほぼ同程度のサイズだ。


 植物園の周囲も高い生垣に囲まれ、生け垣の切れ目にある入り口には数人の衛兵が槍を構えて立っていた。

 またその周囲も明らかな魔術師とペアを組んだ衛兵がひっきりなしに回っている。

 この程度の広さなら、人数も問題はなかった。


 そんな植物園を遠目に見ながら、圭阿は違和感を覚えた。


(些か警備が厳重すぎるのでは?)


 植物園にそれほど価値があるとは圭阿には思えない。金銀財宝があるというわけでも、戦略的に重要な場所にあるわけでもない。

 まだこのセカイの常識を完全に把握したわけではないが、それでも不自然だ。


 ただ、自分の力をもってすればどうということのない警護でもある。


 圭阿は目的の重要さを考え、周囲を回る衛兵の目を盗み、生垣を飛び越える。

 高いと言っても圭阿に飛び越えられない高さではない。

 やはり植物園のつくり自体はそこまで堅固ではないのだ。


 生垣を越えると目の前にあるのは林だった。どうやら花壇や畑などは開けた中央付近にあり、生け垣のすぐ先はどこも林のようであった。

 生垣も含めて防壁というより周囲の視界を遮ぎる目的で植えたのだろう。


 雅な対策だが、警備的には下の下だ。

 火矢で燃やせばそれで終わるのだから。

 火は生垣から林に広がり、中にいる人間は蒸し焼きになる。

 たとえ入り口から逃げてきたとしても、待ち構えれば一網打尽だ。


 だからこそ訝しむ。

 なぜこんな場所であれほど警備を厚くするのか、と。

 まるで穴の開いた器に水を灌ぐようだ。


(どんな理由にせよ慎重かつ疾く済ませた方がよさそうでござるな)


 圭阿の頭にザルマの言葉が一瞬よぎり、一瞬で消えた。

 慎重は良い。

 だが弱気になるなどらしくないことだ。

 

 圭阿は木々に巧妙に隠れながら、とりあえず植物園を一周しようとした。

 外から見た様子からだいたいの規模は分かったが、まだどこに何があるかまでは見当もつかない。


 ざっと回った後、これはと思った場所を集中して調べる。

 それが一番効率的だ。


 しかしその一歩でいきなり躓いた。


「・・・・・・」


 圭阿は強い気配を感じ、反射的に動きを止め、身を隠す。


 大勢の集団が近づきつつあった。


 しかも、微かに聞こえる金属音から、多くの人間が武装していることも分かる。たとえ遠く離れていても、圭阿の耳はそれを見逃さない。


 圭阿はあらゆる挙動――呼吸さえも抑制し、完全に気配を消す。

 集団に手練れがいるか分からないが、そう思って行動しなければここまで生きてこられなかった。

 心身を完全に落ち着かせてから集団を遠目で見た。


 完全武装の騎士と、豪華なローブをまとった魔術師、そして王侯貴族のような人間達の集団だ。

 ただその王侯貴族の中に明らかに異質の存在がいた。


 その人間は他が中世ヨーロッパ風の服装をしているというのに、1人袴のような服を着て、どう見ても烏帽子にしか見えないものを被っている。


 その姿は圭阿のセカイの貴族そっくりであった。

 もし康大がここにいればこう言っただろう。


 天皇と――。


 まさか道化ではあるまいなと、圭阿はさらにその人間を観察する。

 歳は30後半ぐらいで、着ている服のため体格は分からないが背はかなり高い。

 恰好以外で特徴的なのは髭で、口髭と繋がった顎髭を豪快に伸ばしている。

 その豪快さに負けず劣らず目にも強い意志が感じられ、その苛烈さは圭阿が見た限りアムゼン以上だった。

 その公家然とした格好とは対照的に、抜き身の刀のような鋭さと業火のような熱を持った、尋常ならざる人間である。

 立ち居振る舞いにも隙がなく、剣も帯びているし守ってもらう必要すらないように思えた。


(状況から考えてあれは"うえさま"で間違いあるまい)


 圭阿はその傑物をそう断定した。

 そう考えれば、この厳重な警備も頷ける。


(しかしなんと間の悪い……)


 康大が散々会いたがっていたウエサマだが、今ここで圭阿が会って得することなど何一つない。ウエサマの視点で見れば自分はただの侵入者だ。


 圭阿はもはや動くことを諦め、彼らがこの施設から出るまで待つことにした。


 時間はかかるがそれが最善だ。

 康大が心配するかもしれないが、それよりフジノミヤの立場と自分の命の方が重要である。

 この場に来たのが知られれば双方ともただではすまない。


 ウエサマの一団にはウエサマ以外にも、圭阿の目から見て使い手の騎士が何人かいた。殺気を発していなくとも――いや、そういった気配すら抑制できる本物の手練れだ。魔術師は圭阿の知識では何とも言えないが、彼らを相手にすれば、万が一にも逃げ切ることはできないだろう。


 彼らがどこかに行くまで自分は岩の様に植物の様に――。


「・・・・・・」


 不意に耳元に息がかかる。

 圭阿は反射的に苦無で攻撃しようとし、それを理性で何とか押しとどめた。


 相手は気配を消した自分を認識でき、逆に気配を全く感じさせずに至近距離まで接近できる手練れだ。

 そんな相手に背後を取られた時点で、もはや逃げることなど不可能である。


 逃げることを諦めた圭阿は、一瞬で次善の策を立てる。


「うわーー!?」

 圭阿は()()()大声を出すと、苦無を乱暴に振り回す。


 普段の彼女らしからぬ醜態だ。

 だが初対面の人間ではその判断ができない。

 ()()()うまくいけば相手を侮らせ、隙を作って逃げる事もできる。


「・・・・・・」

 圭阿に全く悟られず接近した誰かは、振り回した腕をひねり上げ、その場に押し倒す。 


「は、離せ!」


 圭阿は苦痛に表情を歪めながら怒鳴る。


 ここまで一方的に制圧されるのは想定外だ。

 隙を作るどころではない。

 ()はあまりに腕が立ち過ぎていた。


 そこでさらに方針を変え、ダメージを最小限に抑えるためそのままあえて捕まることにした。


 ただ、高速は圭阿にしてもかなりの痛みを伴った。腕一本取られただけであるにもかかわらず完全に体は支配され、逃げるどころか首を動かして相手の姿を確認することさえできない。

 ここまで完璧な捕縛は、圭阿にしても今まで体験したことがないほどだ。


 やがて騒ぎを聞きつけた、ウエサマの取り巻きが近づいてくる。


 彼らが圭阿の周りを取り囲むと、今までの束縛は一瞬で消え、気配と同時にその誰かもどこかへ姿を消した。

 結局その誰かは最初から最後まで一言も発しなかったため男か女かすら分からず、まるで最初から存在しなかったかのように圭阿の()()から消えていった。


「貴様何者だ!?」

 騎士の1人が圭阿に詰問する。

 

「・・・・・・」

 圭阿は不貞腐れた表情をしながら黙り込む。

 こうしている間にも逃げる機会をうかがっているが、そのチャンスは今のところ皆無だった。

 中には格好だけの役立たずもいたが、数人の優秀な騎士が逃走を許さぬ態勢を取り、全く隙を見せない。何より気配が消えたとはいえ、あの()()がまだ近くにいる。

 万が一すら期待できない。


(本来ならここは()く自害すべきだが……)


 そのための()()が未だ圭阿にはできていなかった。


 まさかこんなところで捕まるとは想像だにしていなかった。

 忍者であれば任務に赴く際、身元を表すようなものは一切持たない。

 圭阿も場合によってはそのような装備をしていた。


 だが今回はそこまでの覚悟で任務に当たっておらず、身辺の確認もしていないため、自害した後フジノミヤに連なる証拠が現れる可能性がある。そもそも魔術的な捜索については何をどうすればいいのか検討すらついていない。


 爆裂苦無用の火薬で爆死するという選択肢もあったのだが、それではあまりに時間がかかりすぎた。


 完全な八方塞になった以上、今の圭阿にできることは一つである。


「あ、あたしはレンだ! ここに金になるモンがあるって聞いたから盗みに来たんだよ!」


 それは全く別の人間を演じることだった。


 康大と違い、圭阿はこのセカイの話し方を魔法の力を借りず独自に習得している。これは忍者にとって必須能力であり、さらに他の忍者達の中でも圭阿はその能力に優れいてた。話そうと思えば、普段のござる口調以外にも問題なくできたのである。

 尤も、そのござる口調に関しては、フォックスバードの魔法を通して康大にだけ聞こえるもので、実際にそう言っているわけではなかったが。


「盗賊の類か」

「ち、違う! そう、あたしはさる高貴なお姫様なのさ! だから別にこんな所に入ってもおかしくは――」

「もうよい黙れ」

 騎士の1人が圭阿の首筋に剣を当てる。

 このまま首を斬られれば、圭阿は自称姫のレンという人間のまま死ぬ。


 むしろそれが圭阿の望むことだった。


 わざわざ自分を偽ったのは逃げる隙を見つけるためではなく、身元を偽ったまま死ぬためである。忍者ではなくただの嘘つきの盗賊の娘と認知されれば、詳しく死体を調べられることもない。


 圭阿にとって、自らの失態で主の立場を悪くするほどの屈辱はない。

 それは自らの死より受け入れ難い苦痛だ。

 そう即座に判断するよう育てられてきた。


 騎士は首筋に当てた剣を振り上げる。

 圭阿の頭には走馬灯などかほど浮かばず、死の直前までどうやって自分の死を有益に使おうか、それだけを考えていた。


 そしてその刃が首に当たる刹那――。


「待て」


 誰かが騎士の行動を止める。


家宰(かさい)殿……」


 騎士は家宰と呼ばれた者の指示に従い、剣を収める。

 家宰という役職は圭阿のセカイでもあり、同様ならウエサマの側近として身の回りの一切を取り仕切る執事のような人間だ。

 ただの執事と違うのはその範囲が館だけでなく、ウエサマの領土全てに及ぶことである。つまりある程度は自分の裁量で、領土を経営することができるのである。

 仕える相手がウエサマとなれば、一国の王ほどの権力を持つことになるだろう。


 圭阿は遺言を残せる場合も考え、家宰の男を観察する。

 恰好は厚手のローブをまとった他の魔術師達と同じで、魔法を生業にしていることは明らかだ。

 ただ、魔術師が家宰を務めていたケースを、圭阿はこのセカイに来てから知らなかった。

 ローブを目深にかぶっているため顔は良く見えないが、声から男であることは確実だ。ローブで隠れてようが、たたずまいも女のそれとは大きく異なる。


「どうもウエサマがその者に興味を持ったらしい。殺すのはウエサマの命令の後にしろ」

「御意。さあ来い」

 騎士に両脇をつかまれ、圭阿は無理やり立たされる。

 2人の騎士は背が高かったため、圭阿は足が浮いた状態でそのまま連行された。


「連れてきたか」

「御意」

 家宰の男は恭しく一礼し、下がる。

 圭阿は両脇を騎士に掴まれたまま、強制的に土下座をさせられた。


「なにするんだてめえ!」

 圭阿ははすっぱなしゃべり方で文句を言う。

 その態度に取り巻き達は眉をひそめたが、ウエサマは平然としていた。


「お前に聞きたいことがある」


「誰だよてめえ! 離せ!」


「ふふ、威勢のいいことだ。だが今は少し静かにしてもらおう」


「うぼぉっ!?」


 そう言ってウエサマは圭阿の腹を思いきり蹴りつける。

 さすがの圭阿もこれには無事ではいられず、血の混じった唾を思いきり吐き出した。


「聞きたいことはそう多くはない。なぜお前はここに来た?」

「だから言っただろ! ここに金目のモンがあるって聞いて――」

「ほう、金目の物があるという噂だけで余の庭園に貴様は来たというのか。見つかればどうなるか、都中の人間なら誰でも知っているというのに」

「・・・・・・」

 圭阿自身、少し無理があるごまかしだとは思っていた。

 それでも節穴の暗愚の王ならどうにか誤魔化せただろう。

 しかし、残念ながら今相手にしているのは節穴とはかけ離れた位置にいる人間だった。


(もはやここまでか……)


 圭阿は思い切り舌を噛み切ろうとする。

 このまま生きていれば、死んだ場合より情報を引き出される可能性が高い。


 圭阿の目から見て、ウエサマという人間はそこまでの力があるように見えた。

 それなら、たとえ死骸から情報を与えようと、自害した方がまだマシだ。


 しかし、今まで異常のなかった口が全く動かない。

 少し前まで悪態をつくことはできたというのに、今は顎を閉じることすらできないのだ。


「親切心から教えてやろう。自害しようとしても時間の無駄だ。すでに()()()()()()をかけている」

「・・・・・・」

 家裁の男が小馬鹿にしたような口調で言った。


 どうやら捕まった瞬間、自殺防止の魔法をかけられていたようだ。

 魔術の素養がない圭阿は、それに全く気付くことができなかった。


 こうなってはもう洗いざらい話すしかない。


 ――などという安っぽい2時間ドラマの犯人のような気は、圭阿にはさらさらなかった。


(たとえ廃人になろうが生き人形になろうが、一言も漏らすものか)


 最期の覚悟を決め、開いた口を心の中で全力でつぐむ。

 今までは隙あらば逃げることも考えていた。

 しかしそれを一切やめ、黙っていることだけに全神経を使う。


 圭阿はそんな覚悟ができるようにも物心つく前から教育されてきた。

 本人からすれば決死の覚悟と言うほどでもなく、ただそれを実践しているにすぎない。


「しかし面倒ですな。自白させる魔法もあるのですが、それを使うために自殺抑制魔法をいったん解かなければなりません。その瞬間、この女はどんな手を使っても自害するでしょう」

「であろうな」

 家裁の男の言葉にウエサマは鷹揚に頷く。


 その態度は堂に入り、不自然さは全く見られない。

 生まれながらにして人の上に立つ、王としての振る舞いだった。


「だが興味深くもある。この女がアルバタールの犬なら即殺していただろう。だがこの女、むしろ余から身を隠して、やりすごそうとしていた。余の身辺を探ろうとしたのではなく、本当に植物園に何か用があったのであろう」

「御意」

「・・・・・・・」

 圭阿は表情を一切変えぬまま、内心で苦虫をかみつぶす。


 この王を前にしては隠し事などできない。

 洞察力が鋭すぎる。

 それは康大の比ではない。


「加えてこの女の仕儀、余の知る密偵にはあり得ざるものよ。事によっては別のセカイからやって来た者かもしれん。それがここまで頑なにこのセカイの秘密を守ろうとするのは、何とも奇異な事よ。このまま殺すのは容易いが、その全てを知らぬまま闇に葬るのは何とも勿体ない」

「さて、面倒なことですな」

 家宰の男はため息交じりに言った。

 そこに感情は見られず、台本通りの台詞を言っているようであった。


「然らばこの女が根負けするまで牢に閉じ込めておきますか」

「牢か? はっはっはっはっは!」

 ウエサマは豪快に笑う。


 本当に楽しくてしようがない様子だ。

 だがその姿に周囲の人間達は明らかに怯えた。


 おそらく主の意図が読めず、困惑しているのだろう。追従すべきか何もしないべきか。選択を間違えれば、不興を買い無能の烙印を押される。

 この王はそんな部下を決して許す人間ではない。

 また御意に沿わない者を放置しておく人間にも見えない。

 皆恐怖に震えながら仕えている。

 圭阿にはそう見えた。


「貴様は人の行動は読めるが、その真意は全く読めぬな。この女、もし牢にでも入れておけば、喜んで餓死を選ぶだろう。自死が出来ずとも、死ぬ方法は吐いて捨てるほどある。この女はそれを何のためらいもなく選ぶ者だ」

「自らの不徳を恥じ、聖主の御慧眼に恐れ入るばかりであります」

「ふっ、反省したところで貴様には死ぬまで理解できまい。尤も、そのような男だからこそ、余も使っているのだが。しかし、そうだな……」

 ウエサマはふいに顎に手を当て考え始める。

 豊かな髭が風になぐ草原のように揺れた。圭阿はそれを見て、抜けた髭の本数でその日処刑する人数を決める王の話を思い出す。


(しかしいったい何をするつもりか……)

 圭阿にはその思考回路のとっかかりすら予測がつかなかった。

 おそらく彼の部下で彼の考えを完璧に理解している者などいないだろう。

 この男は全てが規格外だ。


「女よ。余に仕えぬか? さすれば貴様の罪は不問にし、誰の命令かも聞かぬことにしよう。なに、本来森羅万象(すべか)らく余に仕えなければならぬ。然らば貴様の元の主に対しても不忠にはならぬ。ただ一言仕えると言えばよい」

「・・・・・・」

 これが元のセカイの話なら、足を舐めんとする勢いで膝を屈しただろう。

 面従腹背など、忍者の専売特許だ。


 だが、このセカイではその言葉にどんな制約が乗るか分からない。

 魔法の力で逆らえない状況になっても不思議ではないのだ。

 何よりそれを聖約というカタチで圭阿は見た。


「……だんまりか。その忠義は天晴であるが、些か鬱陶しくもあるな」

「聖主、そろそろお時間が……」

 家宰の男ではない別の貴族が、恐る恐るウエサマに話しかける。


 その様子は捨てられた子犬の様であった。

 たとえそこに正当な理由があっても、この男に面と向かって意見を言える部下など、数えるほどしかいないのだろう。


「もうそんな時間か。つい興が乗ってしまったわ。だがそうだな、ここまで盛り上げておきながらただ女の首を一つ増やすだけでは、いかにも興ざめだ。何よりこの女の主の顔もぜひ見ておきたい。おい――」


 それからウエサマは部下の1人に指示を出した。

 その内容はまるで圭阿に聞かせるようであり、全く秘するところがない。


 そして聞きたくもない話をすべて聞き終えた時、


(康大殿申し訳ありませぬ……)


 自らの軽挙妄動を圭阿は血の涙が出んばかりに後悔するのだった……。

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