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70話 高さ

「このトレーニングルームて次の層行くとき壊しちゃうんでしょ?もったいねー。この量の世界3大金属を消しちゃうのか…。」


まあいくらでも創れるからアタシはいらないんだけどね。

でももったいないもんはもったいないのだ。


「…もう始めるの?うーん…。あのさあ8匹からでいい?ちょっとこの広さで初めての数は不安だわ。…いいの?え?ピンチになったら出来るコンビ使ってもいい?そんな難易度なのかよ…。」


うええー、こえー。

嫌だなー。

…でもほんのちょっとだけワクワクしてるアタシがいる。

あのスリルとドキドキをまた体験したいとちょっとだけ思ってる。

はあ…毒されてんなあアタシ…。

うし!ほっぺ、ペシペシ!

おっしゃー!始めますか!やー!


桃置いてー、ドア開けてー、蜂来てー、ドア閉めてー、はい!拉致完了!


「あんなデカブツが8匹もいるのになんて広々!こりゃあ思ったよりヤバそー。うーん…。どうすっかなー。大剣は攻守でぶっ壊れてるからイケそうなんだけど刀ちゃんじゃなあ…。」


まあでも切れ味は刀ちゃんが最強ですけどね!

アタシの中では。

刀ちゃんは極東人の誇りなのだ。

さらにカッコいいし美しいし、あれ?刀ちゃん最強じゃねえ?

…脱線してないでちゃんと考えなさい?

失礼だな!考えとるわ!何も思いつかないだけよ!

うーん…どうすりゃいいのか…。

うーむ…。


「…よし。もういいや。とりあえず突撃しよう。動けばなにか起こるさ!なんとかなるさ!いくぜ!レッツゴー!」


結局なんにも思いつかなかったよ。

まあ思いつかなかったんならしゃーない。

気にしない、気にしない。

…もー、怒んないでよー。

大丈夫、大丈夫!なんとかなるさ!なんくるないさー

そんじゃあ今度こそ始めますか!

いつものケツ引っ叩き!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラー!おうおう!やるぞ蜂ども!

おろ?


「むむ!かなり高く飛んでるなあ…。めんどー。横は…1匹1匹の間合いはそんなに変わらないね。こりゃあ横の広さより高さが問題かな?アタシも飛ぶと…むー!何匹か下に移動しやがった!なんか挟み撃ちくらったみたいでこれ嫌だなあ…。」


高さが6から60になったらこんなに違うのか…。

なんかやりにくいなー、もー!

はあ…まさか高さのほうが問題だったとは…。

そりゃそうだよね、コイツら空中戦得意だからなあ。

水を得た魚ってヤツだね。

魚じゃなくて虫クソ野郎だけど。

まあでも風魔法ちゃんMAXがいるアタシのほうがはるかに空中戦は得意だけどね。

うーん、とりあえず突っ込もうかなあ?

だけどなんか嫌な感じがするんだよなあ。

究極勘さんがいるアタシがこう感じるって事は…。

…とりあえず相手の出方見てからにしよ。





















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