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51話 フルコース

「やっと晩御飯だー!疲れてないけどめんどーだったよ。やっぱ武器多すぎだってば。もうやりたくねー。」


あー大変だった。二刀流もあったから6パターンもあったよ。

でも確かに大剣は超強いわ。長剣も結構強い。

悔しいけどこりゃ確かに槍いらないね。

あと地魔法さん&風魔法ちゃんとの相性抜群だわコイツら。

これはホントに刀使う所ないよ。なんとかねじ込んでかないとね。

しかし小太刀いらなかったなあ。つくらなきゃよかった…。ハイハイ、分かってるよ!ちゃんと小太刀も自主練しますよ!ちくしょう!


「くそー!…まあとりあえず晩御飯つくろう。虫料理をね!ひっひっひ!お母さん、お姉ちゃん、美味しいフルコースつくってあげるからね!楽しみにしててよ!」


アタシとおばあちゃんが世界最高の虫料理をつくってあげるよ!

あーはっはっは!


数分後


「出来たよー!うひゃあスゴい光景。あら?おばあちゃん以外みんなキツそうだねえ。大丈夫?っとでも言うと思ったか!それをアタシに勧めたのはおめーらだかんな!食わなきゃ許さん!大丈夫、食べたらちょー美味しいから。中毒になっちゃうかもね。」


マジで美味いからなあ。ヤべーんだこの虫たち。

じゃあまずはコオロギからいこうか。でけー。デカすぎるよ。よく全部食べれるなアタシ。

シンプルな素揚げだけど、極上のごま油を使ってるから香りがヤべー。こりゃあ絶対美味いよ。

そら豆と豆乳のディップを付けて食べるよ。いや付けるんじゃなくて塗るだね。

いただきまーす!


「うーん!サクサクで香ばしくてたまらん!うめー!トマトのディップも塗ってみよう。ひゃー、こっちも美味しい!どうよみんな?美味しいでしょう!」


ひっひっひ、みんな気に入ったようだね。ウットリしておる。

お母さん、お姉ちゃんどうよアタシの虫料理は!

へへ、参りましたをいただいたぜ!

やったー!


「ホントに美味しいからね。一緒に食べたかったんだよ。嫌がらせだけじゃないのだ。次はこの巨大バッタね。見た目はグロいけどマジやばいから…」


数十分後


ふー、美味しかった。いただきました。

いやーいっぱい食べたねー。てか食べ過ぎでお腹パンパンだよ。

お母さんたちが次々リクエストするからいけないんだよなあ。

もう逆襲をくらったよ。ただじゃ転ばねえ人たちだよ。


「さーて、今日は何飲もうかなあ…。ちぃ!バレた!いいじゃん!もう大丈夫だって。あとは実戦訓練で十分だよ。今日はもう飲み会しょうよー。みんなの好きなお酒つくってもいいですぜ!」


お母さんとお姉ちゃんがぐらついた!

ひっひっひ、お二人の好きなお酒アタシがご用意してみせますぜ!


「ねーねー、2人はなにが好きなのよ教えてよ…あれ?出来るコンビ。なに?え、ワイン?ワインが好きなの?まさか出来るコンビが割り込んでくるとは…」


まさか出来るコンビがしゃしゃってくるとは。珍しいねえ。

よっぽどワインが好きなんだなあ。お説教コンビ説得しちゃったし。

ふーむ、ワインはあんま好きじゃないんだけどねえ。

だけど出来るコンビのお願いだ!

アタシが最高のワインをつくってあげようじゃない!









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