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38話 伝説の三大金属

「信じらんない。ほんとにつくっちゃったよ。なんて無駄な贅沢‥」


バカすぎるでしょ。狂ってるよみんな。

伝説の三大金属をこんな使い方して…。

しかしなんて美しい部屋なの。

こんな綺麗な色合い見たことないよ。キレー…。


「これ修行終わったらどうするのよ。え、全部消すの?もったいねー。これ全部売ったらいくらになんのかなあ。兆でも足りないだろうねえ。兆の上はなんなんだろう?」


兆の上はいったい…。謎である。

しかしとんでもない訓練場をつくってしまったよ。

自分が恐ろしいね。


「あーあ、明日から蜂駆除素手編かあ。なんて恐ろしいタイトル。素手で蜂は危険だからみんなはやめようね。アタシとの約束!はー憂鬱だねえ。もうふて寝しよう。そうしよう」


寝るべ、寝るべ。

ん、出来るコンビ?どうしたの?

ええ、防具つくっといた方がいい?マジかよ…。めんどー。

でも出来るコンビの提案だからなあ。

しゃあない、やりますか。こりゃあ今夜は徹夜だぜ。


「そんで何つくればいいの?ほうほう、頭、上半身、下半身、腕、足ね。全部というのだよそれは。はー、こいつは大仕事だよ。」


うーむ、大変だこりゃ。効率よくやんないとね。

つーことでみんな指示してね。

アタシが考えてやっても効率悪いからね。

分かってますよ!クソ!


「ふむふむ、オリハルコンとヒヒイロカネとアンオブタニウムを混ぜてつかうのかあ。贅沢すぎる!ぶっ飛んでるぜ…。でも混ざるの?混ざったとして性能上がるのかね?謎である。」


ほうほう、地魔法さんと鍛冶さんのレベルがMAXだからよゆーで出来るのね。

凄い連中だよ。

へー、歴史上初めて誕生する究極の合金なんだあ。

いいじゃん!アタシこーゆーのすき。


「あれ?訓練場にはつかわなくてよかったの?ふーん、武器や防具向きなのね。万能じゃあないのか。デビューからケチがついてしまった…」


幸先悪いねえ。

かわいそうな子なのかもしれん。やさしくしてやろう。


「じゃあつくりますか。地魔法さん伝説のヤツら3つ生で。へいおまち!きたきた。綺麗だねえ。これを地魔法さんと鍛冶さんと火魔法さんで混ぜるぜ。あれ?火魔法さんはMAXにしなくていいの?しなくてもいいけどした方が出来がいいのね。じゃあ上げよう!そうしよう!」


しっしっし!やったぜ!

おまけで憧れの火魔法さんが究極進化できるよ!ラッキー!

妹ちゃんお願い!ドギャーンっとな。

おお!これがMAX火魔法さん…。

凄い。今なら世界を火の海にできるよ!まあしないがな。たぶん。


「そんじゃあ混ぜ再開!ぐるぐるぐるーっとね。お、出来たかな?…おお。なにこれ。うわあ…きれい」


オリハルコンの超きれいな金色と、ヒヒイロカネの超きれいな赤色と、アンオブタニウムの超きれいな青色が混ざってなぜか超きれいな白?銀?透明?何色なのこれ?って金属が出来たよ。

なぜ?

だけどほんと綺麗…。ヤバいわコレは…。



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