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32話 重要な能力

おはよー!

このベッドすげーよ!起きれる気がしなかったね!

一日寝てられるよ。

ヤベえな!ヤバベッドと呼ぼう。

ちなみに今ゴロゴロしてるのはヤバソファーである。

ゴロゴロ。


「うーん!20年も30年も美味すぎるー!でも10年も好き!甲乙つけがたいとはまさにこの事だねえ。ぐびー」


起きてすぐお酒が飲めるなんて、もーチョーしあわせ!

ごくー。

は!?ひ、ひぃお母さん!はい!今日のノルマですね!

やります!やります!ひー!急げ!殺されるぞ!


ノルマ完了!


「ふー、緊張感のある狩りだったぜ!しかし水魔法さん凄えパワーアップしてたね!さすがレベルMAX!もうここじゃあ負ける気がしないよ。大魔王のヤツもワンパンだな!あーはっはっは!」


でもまだポイント稼がなきゃいけないからな、しばらく生かしてやろう。

さてお昼ご飯はなんにしよっかなー。

昆布ダシじゃなくて干し椎茸のダシ使うか。

あれも美味いんだよ。よしよし、やりまっか。

ふんふーん♪ぎゃおじゃーん♪

ん?なによお姉ちゃん、料理中に。

後で取る能力があるの?ほーんなんだろ。楽しみだねえ。

ぼろーんぱおーん♪じゃんじゃらーん♪


「美味しかったあ!ほんと最高の野菜だねこりゃあ!だが虫もうまい!やめられない!困ったね!」


レベルMAXの植物魔法さんが作った野菜とやりあえるたあ、とんでもねえ虫どもだ!

うまいんだよなあここの虫!


「ほんでお姉ちゃん、何の能力取るの?何作るのよ?え、作るわけじゃないの?ふんふん、おー『体』かあ。トップクラスに重要なヤツじゃん!とうとうこの日が来たぜ!」


体は剣とかと同じジャンルだね。

お姉ちゃんの担当能力である。

この能力を上げれば体を使った攻撃、防御、テクニックなどが人を超え、さらに体につける防具作成などが神と呼ばれる腕になるというイカレたぶっ壊れ能力なのだ!


「そんでいくつ上げていいの?おお!マーックス!やったぜ!大好きな上げ方!え!?取ったら少し訓練するの!?げー!やだー!めんどー!ぶー!ぶー!もう魔法があればいいよ!体なんていらん!」


怒られちった。

まあいつものことよ!アタシは気にしない!

じゃあクソめんどーだけど取りますか。


「しゃーない、妹ちゃん体MAXで。ジャキーンっとな。‥え?何コレ?あ、ヤバい。アタシ最強の人間になっちった。分かる。確信したよ」


下っ端とはいえアタシも冒険者の端くれ。

格闘技や体術、受け身などは一通り訓練場で叩き込まれてきた。

だからよく分かるんだよ。これは凄い。

世界が変わったね。ヤベー。



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