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ハリネズミのシャルー

キリンのように

首を長くして

待っていました。

舌を伸ばし

カシの葉をむしゃむしゃと

さびしい音を立てて。


待っているあいだに

鳥の友達もできました。

このことについては

夢にも思わなかった

しあわせな出来事でした。

名前はティティ。

やっぱり心が

砂漠のように渇いてしまっても

忍んでみるものだなぁと

つくづく思いました。


それから数年のあいだ

ティティやたくさんの仲間達と

共に過ごすようになりました。

仲間達と一緒に

『太陽の散歩道』という

歌を合唱したり

『月の告白』という

舞いを舞ったりしました。


春には春を

夏には夏を

たまには季節外れの絵をみんなで

描いたりしました。


そんなある日の夕暮れ

ティティが言い出したのでした。


「長い間言えなかったことがあるんだけど、少しだけ勇気を出して聞くね…。シャルーは何を待っているの?」


ハリネズミのシャルーは

少し恥ずかしそうにしてから

ティティに言いました。


「やっぱりバレてたんだね。シャルー、シャルーはね、まだ天国にいたときに、約束をした、恋人をずっと待っているんだ」


「そう…そうなんだ。話してくれてありがとう…シャルー」



この話しをしてから

少しばかり波乱はありましたが4ヶ月後

シャルーは約束の恋人ルシャーナと

再会することが

できました。


再会してから

昇天するまで

もうくずおれてしまいそうなときは

大々とありましたが

ときめきの魔法は

一度も消えることなく

やがて

子供や孫ができて

明るい子孫を残し

シャルーとルシャーナは

大事な仲間達と共に

しあわせに暮らしました。

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