いちばん可愛い(200文字小説)
「こんなに可愛い子、他に居る?」
今日で5か月目を迎えた我が子を抱いて娘が言う。
確かに可愛い。そして、その子は娘にそっくりの女の子。
「うちの子がいちばん可愛いな」
同じように娘の顔を眺めてはそう呟いていたのを思い出す。
そんな娘に聞いてみる。
「うちの子とどっちが可愛い?」
娘が一瞬考える。すぐに“うちの子”というのが自分のことだと理解する。
「それは迷うなあ~。同じくらい!」
そう言って娘はペロッと舌を出す。
「こんなに可愛い子、他に居る?」
今日で5か月目を迎えた我が子を抱いて娘が言う。
確かに可愛い。そして、その子は娘にそっくりの女の子。
「うちの子がいちばん可愛いな」
同じように娘の顔を眺めてはそう呟いていたのを思い出す。
そんな娘に聞いてみる。
「うちの子とどっちが可愛い?」
娘が一瞬考える。すぐに“うちの子”というのが自分のことだと理解する。
「それは迷うなあ~。同じくらい!」
そう言って娘はペロッと舌を出す。
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