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200文字小説集 vol.2

いちばん可愛い(200文字小説)

作者: 日下部良介

「こんなに可愛い子、他に居る?」

 今日で5か月目を迎えた我が子を抱いて娘が言う。

 確かに可愛い。そして、その子は娘にそっくりの女の子。



「うちの子がいちばん可愛いな」

 同じように娘の顔を眺めてはそう呟いていたのを思い出す。



 そんな娘に聞いてみる。

「うちの子とどっちが可愛い?」

 娘が一瞬考える。すぐに“うちの子”というのが自分のことだと理解する。

「それは迷うなあ~。同じくらい!」

 そう言って娘はペロッと舌を出す。




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― 新着の感想 ―
[一言] ほんの日常のヒトコマなんでしょう。ホッコリします。孫が出来ても、我が子が可愛いと思う父親が、アッパレです。ちなみに、内は息子です。孫は可愛い。でも、息子は 可愛い というより、頼りになる と…
[一言] 子供はかわいいですよねー。 孫は本当に溺愛しそうで怖いです…
[一言] 確かに、こう思いました。 その可愛い子がびっくりするようなおじさんに。そして、母を叱る人になりました。やだあ。
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