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拝啓 成人した私へ

 卒業が目前となった中学三年生のナナ。卒業を前にナナのクラスでは成人を果たした未来の自分へ手紙を書くことになった。何を書こうか迷ったナナは、決して失いたくない、かけがえのない日常を綴ることにした。
 記憶というものは薄れ行くものらしい。もしかしたらいつの日か、ここで過ごした日々のことを忘れてしまうのかもしれない。ここで過ごし、こんなにも大切でかけがえのないと思っている日常が薄れゆく日が来るのかもしれない。
 だからこそ少女は、そんなことが起こってしまうかもしれない未来の自分に向けて筆を執った。
 五年後も、十年後も、二十年後も、決して色あせてほしくないと願う、少女の思い出を載せて。
 
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