動かざること
火魔法と火炎魔法が出てますが間違いないではありません。
火→火炎→爆炎となります。
スキルレベルが上がれば上位の魔法を得るわけではありません。
魔法を使い続けて、閃く、天啓を得るという感覚です。
他にも
風→旋風→爆風
土→土石→大地
氷→流氷→氷河
水→流水→瀑布
など色々あります。
聖戦がどうなっているかなんて気にもせず、ランデルは毎日を過ごしている。
いや、「どうせ勝つんでしょ?凄い人が沢山いたんだから。あっ、女戦士のふともも、素敵でした。」くらいにしか考えていなかった。
そんなランデルですが、とうとう8歳になりました。
ランデル
8歳
レベル27
称号
「みんなのアイドル(ピエロ)」
「辺境の少年王」→「注目の少年王」
「好色王」
「侍の主」
「蛮族の王」→「蛮族の大王」
スキル
算術8
礼儀作法2 UP
対毒3 UP
精神耐性3
投擲2 UP
料理3 UP
刀2 UP
新しく3つのスキルも習得!
槍1
弓1
馬術1
スキルも上がりましたがレベルは上がりません。はやくレベル30になりたいのですが。
それに魔法!魔法が使いたいのです!!
皆忙しくて魔法を教えてくれる人はいませんが。
そこに織田信勝が頭をかきながらやってきた。
「補給線が途切れたって連絡がきたよ。」
無駄に貴公子である。
周囲にキラキラがあるんじゃないか?
1度しっかり話してからは、口調がくだけた感じになっている。
ん?補給線?
「え?どういうこと?」
「相手に封鎖をされたって事だね。
死者もやるじゃないか。」
・・・・・・。
「どうするんだい?」
どうしよう?
「じ、状況は?どうやって封鎖をしてるの?」
「ドラゴンが。ゾンビが。と言って要領を得ないね。余程怖い目にあったとみえるよ。」
まずはどうなってるのか把握しないと。
「偵察を・・・。」
「物見かい?規模はどうするんだい?
僕や信澄は出れないよ。」
仕事がある人をすぐに出陣させる事は難しい。
「で、出れる人は?」
どもってしまう。
「堀伊豆守、竹田孫七、有馬喜兵衛くらいかな。」
「じゃあ、その3人に偵察を。」
こうして、3人を偵察に出す事になった。
3人共北部に来てから具現化したため、レベルは10程度。少し不安である。
聖戦の本陣は喧騒につつまれていた。
ドラゴンゾンビに対して有効な手段は限られている。
光魔法、火炎魔法。その他の魔法はドラゴン自身が持つ魔力によって、あまり効果はない。
そして投石機等の攻城兵器による遠距離物理攻撃。
近づいての攻撃はドラゴンゾンビの攻撃を受ける可能性が高いため、通常は行わない。
兵の犠牲を前提とした戦いでは白兵戦が行われるのだが。
攻城兵器は敗走のさなか、放棄されている。
無事なのは第3隊や本隊が有していた物くらいだ。
数十体のドラゴンゾンビを相手にするには足りない。
元々数少ない光魔法の使い手は負傷者の治療にあたっている。
水魔法でも治療をしているが人が足りない。
治癒魔法という魔法もあるのだが、治癒魔法を使える者が戦場に出る事は少ない。己の身を守れる使い手が少ないからだ。
そして火炎魔法の使い手も少ない。火魔法を使えるものは多いのだが、それでは火力が足りない。
そして本陣では誰にドラゴンゾンビ討伐を押し付けるかで揉めていたのだ。
光魔法が使える聖女の各傭兵団か、『神に祝福された』聖騎士団か、悪魔払い部隊か。
すでに他国に押し付けられる状況ではない。
「神の力をお見せください。」
そう言われてしまったからだ。
主力である本隊がまったく戦っていなかったというのもある。
今代の聖女は色々な問題があって連れてきていない。
今日も会議は踊るのであった。




