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ガチャで生きてく  作者: 眠る猿
第3章建国記
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対話

歓喜の声を上げるリッチ達。

研究者である「バナボルン」

戦いを求める「リスキー」

戦略などゲームを楽しむ「アーガート」


彼らにとって聖戦はサプライズプレゼントだった。

新しい作品を試せる。

強者はいないのか。

退屈していた局面が変わる。

そう期待していた。


リッチ達の勢力圏はすでにムスラ王国と接していた。しかし、国内の魔物の掃討に悪戦苦闘する大国に興醒めし、侵攻をしていなかっただけであった。

それに比べて、錬金王メイガスは消耗戦を仕掛けてきていた。楽しい相手だ。この駒にはどう対処する?

そう観察していた。しかし、他の小国は対処できていない。つまらん。これだから、今の人間はいかん。

そんな中での聖戦。

楽しくて仕方がない。

造り上げたアンデットナイトを戦線に投入する。

普通の騎士では相手にもならないだろう。

さぁ、どうする?

他にも駒はあるぞ。

舞台の始まり、始まり。である。




死者の国、旧オムルア帝国北東部より聖戦の討魔軍は掃討を開始した。

兵数を頼りに力押しをする。

本隊ももう少ししたら大日本帝国北部を出発する。


その頃ランデルは、個人面談をしていました!


今まで具現化して、じっくりと話をしたのは今川氏真さんと桜井霞之助さんくらいでした。

2人とも側にいたからね。

つまり、余り話した事がない人に軍やお金を任せていた。

現実なら有り得ないね。

どこかゲーム的な感覚があったんだと思う。

ゲームのキャラに任務を任せる、みたいな。

カードから具現化したんだから、という無意識の驕りも。


相手を人として、1人1人と話をしよう。

生い立ちを聞こう。武功を聞こう。不満を聞こう。酒の話を聞こう。友の話を聞こう。


まずは北部にいる人の中で最古参の中馬大蔵さんからだ。彼の生涯や島津義弘との思い出を聞いていく。手に汗にぎる戦の話、嫁との出逢い、戦友との別れ。1日では足りなかった。


最後に自分に対して思う事を聞いた。

何て言われるか恐かった。

「こん人のために死ぬるち思うたんは、今も義弘様だけじゃ。じゃっどん、おはんのために戦うんに不満はなか。」


ホッとする。

続けて織田信勝さん達とも話す。

津々木さんには

「私は信勝様の夜のお相手と噂されたのですよ。

どう思いますか?

あぁ、今夜お試しになりますか?

フフフ。」

からかわれました。

冗談だよね?


この後、津々木さんとすれ違うたびに

「今夜私の部屋に来ますか?」

とからかわれるようになりました。

うん、冗談だよね。


今現在で北部にいる人との面談は終わった。

10日以上かかったけど、濃密な時間でした。

北部以外は移動時間もかかるので別の機会ですね。


面談が終わり数日した頃、聖戦の本隊が出陣した。

「ランデル王、この聖戦が終わったら聖王国に来られよ。そなたの信心に期待しておるぞ。」

そんな言葉を残して。

信心=お金ですね。わかります。


枢機卿は戦場に行かず帰国した。

お金を貰って、接待を受けただけ。

名目では総司令。あれ?ダイジョブデスカ?

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