進む準備
迎い入れる準備が進む中、ランデルは弓や槍・乗馬の訓練をしていた。
そんな中、3つ目のスーパーレアの具現化が出来る。
スーパーレア
「陶晴賢」
称号に「西国無双の侍大将」を持つ美形の青年だ。
さらに「若楓」という専用武器まで持っている。
「それがしに全てお任せあれ。
何、殿に苦労はさせませぬよ。」
そう言って馬で駆けていった。
2、3日して帰ってくると
「客を迎えるにあたり、邪魔になる魔物を狩ってまいった。そうそう砦に関して幾つか手直しをさせましたぞ。
それと、途中聖王国よりの使者に会いもうした。それがしが将として対応しておきましたゆえ。あと10日程で先陣が到着いたそう。
殿は気にせず、鍛練に励まれよ。」
・・・・・・・。
あれ?俺?いらなくない?
ま、まぁいいや。
それより具現化が順調である。コモン、アンコモンの具現化が立て続けに起こっている。
具現化の度に聞き取りをして、方針を立てた。
北部は陶晴賢さん、織田信勝さんと相性が悪くない人を残す。対面したら殺し合いとか勘弁して欲しいからね。
西部は伊東義祐さんがいる。だから伊東家やその同盟相手の大友家や相良家の人を送りこもう。
中央部は八柏道為さん達と敵対した東北勢以外を送る。比較的楽かも知れない。
南部は土持親成さん。敵対したのは大友家と伊東家くらい。ここも派遣しやすい。
つまり、北部は織田家関係は信勝さん関係でダメ。
織田家自体を嫌う朝倉家、浅井家なども危険だ。
陶さんも大内家、毛利家、尼子家などがある。
あれ?意外と選択肢が少ない。
そうしているうちに聖王国の先陣が到着したのである。
「おおっ。そなたがランデル王か。して、いかほど寄進していただけるのかな?」
目の前に太ったオッサンがいる。脂ぎっている。
え?こんなのが聖職者でいいの?
信勝さんに考えて貰った口上を述べる。
「この度はそれがしごとき若輩の檄に答えていただき感謝いたします。
魔物を討たんとする信心篤き聖職者の方々には感服いたしております。
賛同いただいた枢機卿の方々にはそれぞれ白金貨10枚(10億円相当)を、大司教の方々にも白金貨1枚(1億円相当)を寄進させていただきます。」
豚みたいな枢機卿は目を大きく見開き絶句している。あっ、再起動した。
「な、なんと。そんなに貰えるのか!!
い、いや、若いというのに信仰に溢れて素晴らしい。」
後は疲れているだろうから休んでくれと言って、魚住さんに対応を任せた。
出費はでかいが、これで東部にいる敵対者を牽制できるはずだ。中規模の傭兵団を雇用したら偵察に出そう。




