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ガチャで生きてく  作者: 眠る猿
第3章建国記
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事態の変化

戻ってきた八柏さんから王都建設を打診された。

復興を進めているが、城壁の修復、廃墟の片付けが中心だからだ。

ならば更地に1から作り、民を雇って仕事を作るわけだ。公共事業だね。

ただ、どんな城を作るかで頭を悩ませた。

縄張りとやらで揉めている。

ん?聖王国に行った使者が帰ってきたみたいだ。


「聖王国は聖戦を約束してくださいました。

聖戦討伐軍が2月後に北部に入るとの事です。

枢機卿の方々から『北部で会える事を楽しみにしている。』と伝言を預かっています。」


はい?聖戦って何ですか?

大事になったようです。




その頃リッチ達は錬金王メイガスが治めるクロックス王国を攻めていた。

クロックス王国の主力はホムンクルスである。

ホムンクルスはメイガス王が発明した人造兵士だ。

専用の施設を使い、半年で成人男性と同じようなホムンクルスが出来上がる。肉体は屈強であり、すぐに戦いに投入する事もできる。

そのホムンクルスを使ってクロックス王国は戦いを優位に進めていた。ホムンクルスは死んだ後に死霊術を用いられても死者にならないからだ。


「素材の備蓄はどれ程か?」「今のままなら後1年程でしょう。」


そんな会話が交わされる。クロックス王国はまだまだ戦えそうであった。





対するリッチ達は楽しんでいた。

ムスラ王国に派遣していたドラコンゾンビが倒されたとはいえ高い成果を出していた。

それに気分を良くし、目眩竜という最下級の竜種のドラコンゾンビを量産していた。

上位竜種からは、ブレスも吐かず知能も低いトカゲと見なされる。素材としても牙や骨・鱗も竜に比べて価値が低い目眩竜だがそれでも竜である。

簡単に倒せる相手ではない。

安置場に眠るその竜は動き出す時を待つ。


さらに殺した騎士達の血肉を使い「呪われた騎士」と呼ばれるアンデットナイトも量産していた。


死者の国の闇はまだまだ深そうであった。




ランデルは北部に連れて来られていた。

未だに自分で馬を走らせられないため馬車での移動だった。お尻イタイ。

八柏さんやハグロ傭兵団には東部からの侵攻軍に対して備えてもらっている。

つまり、北部にいるのは織田さんグループと中馬さん、護衛の桜井さんである。三浦さん達は修業中である。

そして道中で1人具現化した。

アンコモン「魚住景固」。

北部ではどんどん具現化しよう。



「大軍を迎えるなら、それに相応しき砦を築きましょう。蔵人、そなたが奉行をせよ。美作は縄張りを。」

目の前で仕切っているのが「何故かイラッとするイケメン」織田信勝だ。あの織田信長の弟で家督を争った人である。貴公子然としていて様になっている。


中馬さんは

「オイはわかりもはん。」と言って畑を耕しに行ってしまった。実にフリーダムだ。


「貴賓を迎える館。物資を集める集積所。兵士の詰所。火を扱う場所など、分けて造らねばなりませんな。」

嘆息しながら魚住さんが答える。


「私の指示に従ってもらいます。貴殿は小荷駄でもされよ。」

「貴人を迎える屋敷など造営した事がおありか?

朝倉の家は2度将軍家を迎えておる。」



2人が対立しだす。困った。別々の仕事を与えよう。

「魚住さんは屋敷や館を作って。その廻りには護衛も配置できるように。数ヵ国の貴賓を迎えるつもりで。

ただ、戦地となるので華美にならないように。」

魚住さんには迎賓館を作って貰おう。

「そのさん付けもよろしくありませぬ。

当主らしく振る舞われては。」

怒られました。


「織田さんは津々木さん・林さんの指揮をとって砦を作ってください。

魚住さんが作る屋敷や館が中心になるように4つ。そこから少し離れて南側に我々が入る砦を1つ。

詳細は任せます。」

「お任せあれ。」


疲れたよ。

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