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ガチャで生きてく  作者: 眠る猿
第2章雌伏の時
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交渉

場所を宿の部屋に移って話がすすむ。


「ワシがランデル坊やと呼んでも気付かんとは迂闊じゃのう。

ヒントのつもりじゃったんじゃが。」


気付きませんでした。


「侍を連れた子供がトリスタン国王のトコにおる。

そんな話は聞いておった。この辺で侍は珍しい。

後は調べれはばわかるわい。

のぉ、辺境の少年王よ。

会ったことのない相手が己の名を知っておれば、自分に会いにきたと警戒せねば。

そちらの侍さんは反応しておったぞ。」


えっ、名前だけで気を付けないといけないの?

辺境だと、皆僕の事知ってるんだけどなぁ。


「さて、商談じゃったな。何かな?」

「開拓民や兵士の募集、そして傭兵団の雇用をお願いしたいんです。夏さんには仲介料をお支払します。他にも食料や馬等を大量に買います。

ただ支払いが古代ロンドニアス金貨になります。」

「単刀直入じゃな。交渉や情報操作をせんのか?」

「その辺はわかりませんから。ならば商人夏さんに任せ、いい取引にするしかありません。

ちなみに、悪い取引であれば次回以降はなくなるだけです。」

「任せると言いながら脅すとはのぉ。しかも脅しにもなっとらん。」


この老人には勝てる気がしない。

ならば、負ける気で話をするか。

大損をしよう。

古代ロンドニアス金貨を机の上に置く。


「古代ロンドニアス金貨20枚です。後は任せます。それと古代ロンドニアス金貨5枚の両替をお願いします。」

「なっ!!」


初めて老人が絶句した。

一矢むくいたかな?


「大国以上の取引じゃな。

人は奴隷を買えばよかろう。かき集めても予算が余ろうて。何十万人買う気じゃ?

小国が国ごと買えても可笑しくなかろう。

そんな金を準備金として移民を集えば、他国に恨まれる結果になろうて。

傭兵団も大物が幾つも雇えよう。

はぁ。」


あきれられたみたいだ。


「食料は問題なかろう。日持ちがする物。種になる物。動物もあるの?

むしろ置く場所が足りまいて。」


さらにあきれ果てたようだ。


「ところで少年王とは?」

「トリスタン国王のトコに出入りしとる商人がおるじゃろ。そやつが国王から聞いたそうじゃ、『俺の同盟相手だ。辺境はあいつのもんだぜ。』とな。」


いつの間に王様になったんだろう。

国名もないし、平屋に住んでいるんだけどなぁ。


「他にも好色王、侍の主とかもあるのぉ。」


な、なんですとぉー!!


「商人達くらいしか知らんじゃろが、ランデル坊やは噂になっておってな。未開の森に住む「蛮族の王」と予想しとるもんもおったな。」


いえ、未開の森を切り開く開拓村出身です。


「ククク。奴隷は珍しい種族の美女も集めようて。」

「いえ、間に合ってます。」

「そうは言うてもエルフや獣人は戦力としても素晴らしいぞぃ。」

「エルフ!!」

「好色王じゃの。」


言い返せませんでした。


「まずは自身の服装をなんとかしなされ。それでは村の子供と変わらんて。」

服を仕立ててもらう事になりました。


新たな称号を手に入れた

「辺境の少年王」

商人の注目を集めている。辺境にいる限り、周辺国の注目を集めない。

「好色王」

色々な意味で夜に強くなる。貢ぎ物として女性が差し出される確率がはねあがる。

「侍の主」

侍の国武雄に使者を出しても追い返されない。

「蛮族の王」

各地にいる蛮族と交渉する事ができる。

蛮族から尊敬される。

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