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ガチャで生きてく  作者: 眠る猿
第2章雌伏の時
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狂う戦略、混迷の世界 ~史書から見る混迷~

ジェネス暦536年3月10日

ムスラ王国王都ダカートを10万の軍勢がたつ。

率いるはムスラ三将軍の大将軍パーカー、宿老アンデルン、隻眼将軍サントスを筆頭に名だたる将軍が率いる。

ムスラ王国の遠征可能兵力の全てだ。

国王の命令はひとつ「勝て」であった。



ジェネス暦536年3月17日

ムスラ王国軍先陣5000は国境手前で襲撃を受けた。自国内での襲撃であったため警戒をしておらず、2時間もせず壊滅した。

オーガキング「アッキノオウ」の軍門に降ったリザードキング、ラミアクィーンの混成軍であった。



ジェネス暦536年3月18日早朝

老王ダッカは城外を見て崩れ落ちる。戦線を維持していたはずが王都を包囲されていたからである。

オーガジェネラル率いるサイクロプス、オーガ、オーク、ゴブリンの混成軍であった。



ジェネス暦536年3月19日

ムスラ王国軍第2陣は状況を把握。即座に近隣領主に伝令を発する。


同日午後

事態を重くみた宿老アンデルンは他の将軍の反対を押しきり、野戦陣地を構築。

また、1万の兵力を王都に戻す。

これにより、ムスラ王国は進軍を断念した。


ジェネス暦536年3月20日

アントン王国が出兵を行う。1万5千が先発し、本隊5千は明日たつ。

盛大な宴が行われた。


ジェネス暦536年3月21日

老王ダッカの国が滅ぶ。歴史書には老王ダッカの国としか記されず、国名、歴史は不明。

都市の名前と最後の王ダッカの名、滅んだ日がわかるのみである。


同日

アントン王国の本隊5000が出陣。

盛大な出陣式が行われた。


ジェネス暦536年3月24日

ムスラ王国は軍の再編を行う。

隻眼将軍サントスは第2陣を吸収し兵力3万にて行動を開始。魔物を狩る事での沈静化を狙う。

宿老アンデルンは兵力2万にて野戦陣地を強固な砦に改造。前線基地化を進め、魔物の情報を集める。

大将軍パーカーは王都近郊に兵力を展開し兵力を見せつける事で国の内外に問題がない事を示した。


ジェネス暦536年3月30日

アントン王国1万5千が国境で魔物の群れに接触。

ゴブリン、オーク3千ほどであったが多くの負傷者を出した。勝利はしたが本隊と合流するまで待機する事を決定した。


ジェネス暦536年3月31日夜半

アントン王国軍は突如恐慌をきたす。

夜襲を受けて敗走したらしいが戦闘での死者は一人もいなかった。また、戦闘の痕跡も発見されず。

逃走の際の負傷者が1000人を越えていた。


同日正午

アントン王国軍は本隊と合流。

直後にオーガ3体を発見。兵士達が恐慌をおこし、逃げ出したため戦いにならず。全軍敗走。


この時より『オーガに勝てればアントンに勝てる』とアントン王国は嘲笑の的になる。

これに怒ったアントンの近衛騎士団長が一人でオーガに挑み、瞬殺されたため『他国の兵士1人がアントンの騎士1人』とまで揶揄される事になった。

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