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ガチャで生きてく  作者: 眠る猿
第2章雌伏の時
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配下の裏切り

いつも来る商人に案内されて大勢のオッサン達が来たのは昼食の準備をしている時だった。


「こちらが今川殿の主、ランデル殿です。」

商人が自分たちを紹介する。

ん?あれ?


「今川殿はすでに面識がありますな、まずは現国王ヘイゼル・スミス3世陛下、ギラヴァンツ公爵様、ドヅルマイル伯爵様です。」


???????


「君がランデルか。いや、大量の武器助かったぞ。

今川殿のような家臣を持って羨ましい。」

国王陛下が語りかける。

さりげないが凄い威厳だ。


今川さんを見ると笑っている。あれは黒い笑い方だ。

「数日前に、我が主より陛下に協力せよと命じられました。大量の武器を前に、後は任せると言われる気前の良さでございます。」


うん、数日前に袋の中の武器の一部を整理したね。

今川さんに「後は任せる」と丸投げしたね。

えっ、そんな整理したの?


「今川殿を怪しみ我が配下をけしかけたが、今川殿には一蹴されたわ。その時に今川殿に言われた事の返事にきた。」

えっ、何してるの?


「ランデル殿と同盟を結ぼう。国を奪還した暁には、我が娘を嫁にやる。」


「えっ?嫁?」

何がどうなっているのか、さっぱりわからん。


「ふむ、不服か。ならば嫁に2人、いや、3人やろう。」

「お待ちくだされ!!」

公爵さんが止める。いいよ!反対して!!縁談潰して!!


「私の娘もいかがです。じゃじゃ馬と自慢の娘の2人。ランデル殿なら乗りこなしてくれましょう。」

公爵さーーん!!


「おおっ、それはいいですな。先日、私にも娘が生まれましてな。ランデル殿に貰ってもらえるなら我が国との縁も深まりましょう。」

は、伯爵、お前もか。


困ったら今川さんだ。今えもーん。

今川さんをチラリと見る。

「お任せください。」

「任せた!!」

今川さんが輝いてみえる。


「我が主の返答です。

娘さんをください。幸せにします。

不幸な娘さんがいるなら、まだまだ嫁にします。

男は甲斐性です。と。」


今川さんのスキル「処世術」が仕事をしていた。

こうして、嫁と義父と同盟相手と厄介事を手に入れた。


教訓:配下は大事にしましょう。

丸投げは危険です。

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