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ガチャで生きてく  作者: 眠る猿
第1章初めまして異世界
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終わる日常

何かを失った感覚で目を覚ます。

すぐに山県源内を失ったことがわかる。


スキル「ガチャ」の能力の一つだろう。


確か山県源内にはシルクネージュを目指させたはずだ。

彼が死んだという事は街で何かあったのだろうか?


いけない。このままでは皆が危険だ。


「母さん!!」


そう叫んだ時に目の前に一人の男が転がってきた。


「お逃げください。この先はすでに魔物の群れが。」

青山虎之助だった。


あちらこちらに傷をおい、ボロボロである。

気付いた村人が悲鳴をあげる。


「山県源内が死んだ。街で何かあったの?」


青山虎之助は一瞬悲しそうな顔をし告げる。

「彼は西の山にて足止めをしました。」


西からも魔物、街への道にも魔物。

どうすれば。


また悲鳴があがる。

ゴブリンの群れだ。

「南にお逃げください。」

そう言って青山虎之助が駆け出す。

手から炎を放ち、クナイを握る。


村人たちは北と南に逃げ出した。

いや、西に逃げる人すらいる。


その時、足元に何か転がってくる。

それは見慣れたジョン兄さんの頭だった。

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