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ガチャで生きてく  作者: 眠る猿
第1章初めまして異世界
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敵のすがた

「なせランデルを知っている!?」

ハイネンは時と場所を忘れ、男の胸ぐらを掴む。


「彼は我が主人也。

無事に逃げられただろうか?」


我が子とこの男の繋がりがわからない。

だが、心配をしている事はわかった。


胸ぐらを放しながら答える。

「子供たちは逃がした。

女子供だけだが逃げることはできるはずだ。

そのために我々が残った。」


「ならば大丈夫であろう。

我の仲間が一人、影ながらの護衛についた。

小鬼程度には遅れはとらぬ。

後は我らが早々に追い付くのみ。」


逃がした妻子に護衛がついたと聞き、力が抜ける。


その時、絶望を告げる咆哮がひびく。


『マズハミゴト。オウタルワシヲヒキダシタノダ。

ホコレ。』


魔物がしゃべった!?


『ダガ、オウトタタカウマエニ、キシトタタカウベキダロウ。』


オーガキングの合図と共に見たこともないオーガが8体ででてきた。


誰かが叫ぶ

「オーガナイトにオーガジェネラル!!」


絶望が形をとるのを初めて見てしまった。

村人の多くが弓や槍を落とす。


騎士もがへたりこむ。


ただ、生臭い風が吹いていた。

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