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戦うもの
山県源内は山の中にいた。
街を目指したが、結局山の中で修行を続けた。
しかし、目の前におかしなものがいる。
この世界での名前など知らぬ。
しかし、幾度となく母より聞きしものだ。
「悪鬼」
鬼の周りには何度も戦いし無数の小鬼もいる。
どこからともなく声が聞こえる。
「こやつらは、主人の村に向かう様子。
それがしは主人の元に駆けつけ、逃がしまする。
死んでもらえようか。」
名も知らぬ同輩からだ。
「引き受けた!!
拙者は山県源内!!貴殿の名は?」
「甲賀の住人、青山虎之助。
すまぬ。」
その言葉と共に気配が消える。
さて、最後のご奉公だ。
「遠からんものは音にも聞け!!近くば寄って目にも見よ!!
我こそはランデルが一の家臣!!山県源内なるぞ!!
この首欲しくば懸かってこい!!!」
連続投稿はここまで。
ストックを吐き出しました。
話が大きく動きだしました。
しかし、自分の仕事も大きく動きだしました。
明日からは1日1話になるかも。
短くてもいい。
毎日投稿できたらいいな。