激突
「ジン?新手か。悪いこと言わねぇから、後ろにいる女を引き渡せ」
「それはできない相談だな。こいつは俺の妹だ。それにあんた少し調子に乗りすぎだ」
するとジンの右手の平から剣の柄が生えてきた。それを左手で引き抜いた。
それを見てディオは天天ハンマーMSを具現化した。
「やる気満々だな。」
「お前もな」
2人は一定の距離感で対峙していた。
ディオは天天ハンマーMSを振った。
天天流星群
無数のヒヨコがジンに向かって飛んでいった。
「動けるか?」
その間に背後にいるカオリに問いかけた。
「まだちょっと無理かも」
「了解」
ジンは向かってくるヒヨコに剣を振りかざした。
すると突風が起きヒヨコがかき消された。
「風か」
風神剣
剣から発せられる風は強力。時に斬撃を起こし、風を纏い身を守る事もできる。
「ヒヨコとかふざけた能力だな」
そういうと風神剣を振り、無数の風をディオに飛ばした。
ディオは身を乗り出しそれを避けた。
風でバッティングセンターの入り口が切り刻まれた。
「ほう。斬撃を風で飛ばしてきたか」
すると天天ハンマーMSを元にサイズに戻した。
そしてジンに向かって走り出した。
「くらえ」
天天衝撃
天天ハンマーをジンに振り下ろした。
ジンは風神剣をかざした。するとジンは風を纏い攻撃を弾き返した。
「俺の風を破れるかな?」
「相当な自信だな。じゃあ見せてやるよ」
すると天天ハンマーの形状が変化した。
大きな形状から小槌ほどのサイズに変化し、ピコピコハンマーのような見た目から鉄製のような見た目に変化した。
天天ハンマー 極
このハンマーで殴打された者は体重の10倍の負荷ダメージを与え、叩きつけた周囲10mに10倍の負荷をかける。持続時間は5秒
「やけに小さくなったな。大丈夫か?」
「余裕でいられるのも今のうちだ」
やりとりをしている間にカオリにかかっていた負荷が解けた。解けた事に気づくとすぐに起き上がった。
「離れてろ」
ジンがカオリに指示している間に、ディオは天天ハンマー極を地面に叩きつけた。
あたりに10倍の負荷がかかり、ジンとカオリは思わず膝をついてしまった。
「なんだ。これは」
負荷に耐えきれずジンとカオリはどんどん動きが鈍くなっていった。
ディオは天天ハンマー極から元のサイズに戻すとジンに向かっていった。
「これはまずい」
そう言ってジンは風神剣を右手に収めた。そして左手の平をかざした。
ディオは天天ハンマーをジンに振り下ろした。
だが天天ハンマーは当たることなく、そこにはジンがいなかった。
5秒が経ちあたりへの負荷が消えた。
それと同時にあたりに電撃のようなものが迸っていた。
ディオは振り向くと一定の距離をとったジンが立っていた。
右手には電撃がほとばしる剣を持っていた。
「へぇ。あの状況で避けるとか、なかなかやるじゃん」
雷神剣
雷が迸る剣。雷とともに一瞬だけ移動速度を上げる能力も強力。




