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差し出されたライター

作者: eneruku

春の季節がやってきた、気温が足音を届かせて


春になったらお別れさ、別の街へと駆けて行く


そんな事もあったよね、あんな事もあったよね、


過去の出来事思い出し、君とグラスを空けていく


色んな事を知ったね、色んな事を教えたね


グラスはどんどん空けていく、夜はどんどん更けていく


外は既に真っ暗で、空気が少し澄んでいる


風はどこか冷たくて、熱った体を冷ましてく


少し話し足りなくて、隅の喫煙所に誘い込む


慣れないタバコを取り出して、ちょっと一服誘い込む


街頭下で煙を立てて、周りは闇で僕らは2人


風は少し吹いていて、借りたライターは暖かい


スタンド間に挟み込み、すこし距離が空いてしまう


他愛のない話は過ぎてゆく、別れの時間はやってくる


じゃあねと貴方は去っていく、煙はまだ残ってる


間にあるのはスタンドだけ、ほんのちょっとの隙間だけ


超えれることはできたのか、煙はどこかに飛んでった


借りたライターの温かさ、それだけが手に残ってる



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― 新着の感想 ―
>借りたライターの温かさ、それだけが手に残ってる 最後のこの部分が特に良いです! 雰囲気のある、とても素敵な詩ですね! 素敵な作品をありがとうございました!
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