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効果音がおかしい幼馴染が危険行為をはじめましたっ‼︎

作者: 猫の集会

こちらの作品は、しばしば下ネタがございますので苦手な方は申し訳ございません。


カクヨム様にも掲載させていただいております。

 あーさぶい…

 

 ということでエアコンをピッと。

 

 数分もしたらこのオレの狭〜い部屋は、あっという間に温まるのです。

 

「だれだ⁉︎いま、オレの部屋狭いって言って笑ったやつ。いいえ…笑ってございませぬ…そうか、なら許そう。」

 

 …

 

「 …日向ひなたって…バカなの?」

 

 ‼︎

 

 オレの独り言にいきなり参戦する幼馴染の笑子えみこ

 笑子は、幼馴染だし、オレの彼女でもある。

 

「出たな…笑子め」

 

「出ましたよ!スズッとね」

 

 …

 

「いや、そこ…スズッって効果音おかしくね?普通ズンっとかじゃね⁉︎スズッって…なんか鼻垂らしかよってなるだろ…」

 

「あはは、確かにー」

 と笑う笑子。

 

 笑子は、いつも効果音がおかしい…。

 

 

 そんな笑子は、とっても冷え性だ。

 でも、笑子んちは…かあちゃんが電気代高いからって昼間のエアコン禁止令が発令されてしまったらしい。

 

 なのでオレの部屋に避難してきたそうだ。

 

 しかもホットほうじ茶持参で。

 

「これ、からだの芯まであったまるんだよ。日向も飲みなぁ」

 と、婆さんみたいな口調でお茶を勧めてきた。

 

「あー、じゃあもらう。」

 

 二人してお茶をすすっていると笑子が、

「ほら、あったまるでしょ〜。からだがいっきにぼっぽぼっぽさぁ」

 と言い出した。

 

 …

 

 なにそのぼっぽぼっぽって…

 

「それ…いうならぽっぽぽっぽじゃね?」

「えー、何それ〜、それこそハトじゃーん」

 

「「あはは」」

 とこんなくだらない会話でいつも笑いあっている。

 

 で、そんなエアコンの効いた部屋でゲームしてたんだけど…

 

 笑子がトイレにいったんですよ。

 で、廊下とかトイレはうちもさすがに寒いんですわ。

 

 で…笑子ってば…

 

「あーさぶいよー‼︎トイレめっちゃ寒かったよ〜。もうプルプル〜ってなったよー。あー、プルプルプルプル〜」

 とからだを揺らした。

 

 …

 

 笑子…

 

 それは危険だ‼︎

 

 オレは笑子をガッシリ掴んで目を見てしっかり教えてやった。

 

 寒い時は、ブルブルって言いなさい‼︎と。

 

 すると笑子は、はい‼︎といいお返事をくれた。

 

 そんなこと外でやられたら世の男たちが黙っていないからな。

 

 そう…笑子は、かなりの天然女子なあげくに美人で巨ニューなのですっ‼︎

 

 そんな笑子が外で巨ニューをプルプルプルプル〜ってしていたら…これは…これは相当危険行為です‼︎

 

 なのでオレは、すぐさま優しくギュ〜って抱きしめて、

「寒い時は、すぐにオレのところにおいでね。

 いつでも包み込んであっためてやるからな♡」

 と、言っておいた。

 

 だって外で凍えながらプルプルからだを揺らしていたら…相当危険だから。

 

 すると笑子も、

「うん、そうします♡」

 とオレに身を委ねたのでありました。

 

 そんな笑子は、オレに抱きしめられながら「寒い時は、こうして合体するとあったかいね」

 と言った。

 

 合体…

 

 外で合体しよ?なんて言われたら誤解を招いてしまうかもしれないと思ったオレは、

「合体ってか…ハグとかって言おうよ?」

 と提案してみた。

 

 すると、

「はい♡ハグハグ、グハグハァ♡」

 と歌い出したのです。

 

 …グハグハァ?

 

 ま、かわいいからいっか!とオレは笑子を何度も優しく包み込むのでありました♡

 

 

 

 おしまい⭐︎

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