うれしくて、ピョン!!
なんで……、なんでやっておかなかったんだろう……(涙)。
泣きながらいろいろな宿題を朝からぶっ通しでやっておりました(涙)。皆様からのご感想にお礼を書きたいのに、書けずに申し訳ありません(涙)。すごく嬉しいのに、すごく遅れています(涙)。
今日は久しぶりに彼の時間が空いたので、車で伊賀市の書店さまへ連れていってもらえました。伊賀市へ寄贈する拙書を伊賀市の書店さんに注文していたので、お礼とご挨拶を兼ねて受け取りに行きます。
その前に各種の支払いをするため甲賀市のコンビニへ行ったら、一枚だけ期限切れの支払い用紙があった! 期限切れなのでコンビニでは払えないので、あわてて近くの市民センターへ行ったら同じフロアで働いていた市役所の女性職員さんが声をかけてくださった!
あつさん:先生~! 作家のソウ先生じゃないですかぁ~!ww
ソウ :先生ちゃうわ!!
仕事を辞めても声をかけてもらえるって、すごくありがたくて嬉しかったです♪ でも先生じゃないわ!!
汗をかきかき伊賀市へ移動します。その書店の男性店長さまは、眼光鋭い無口な方です。何度かお会いしたことがあるのですけれど、お声を聞いたことがなかった。でも電話で二巻が出たと伝えたら一言だけ「……それは、良かったねぇ」と言ってくださったのが、すごく嬉しかったです♪ 店長さまはご不在でしたけれど、親切な女性の店員さんたちにお礼を言いつつ、次のお店へ向かいます。
次のお店は若い男性店員さんでした。真面目そうで読書好きな感じ。わたしが「お世話になっています♪ ソウ マチと申します♪ 良かったら受け取ってください☆」そう言ってサイン色紙を差し出すと……、
ピタリと動きを止めて、固まってしまいました。作者本人が来て驚いたらしい……。驚かせてごめんなさい。噛みついたりしないので、怖がらないで……(涙)。
次のお店は店長様が同年代の女性なので、まるで同級生に会えたような感動の再会でした♪ 二人で近況を話していると、小さなちいさな赤ちゃんがパパに抱っこされてきた! まだ生後1か月もたっていない小さな赤ちゃん! お店のスタッフさんのお孫さんだそうで、みんなで「かわいい~♡ ちいさい~♡」と悲鳴をあげながら取り囲みます。ちょうど取り寄せをお願いしていた拙書を受け取ったところだったので「これ、わたしが書いた本です! 〇〇ちゃんが大きくなったら、読んでもらってください!」そう言って1冊押しつけた。
パパ & ママ:えぇっっっ!? 作家さんですかっっっ!? すごい! ありがとうございます!
本を渡してから気づいた。まだお金払ってない……。
ソウ:一応、作家です。ww 喜んでいただけて嬉しいです♪♪ でもその本、いま万引きしちゃいました。ww 万引きした本ですけど、どうぞ♪
あわててお支払いをしていると、店長さまがお気遣いのプレゼントをくださった! ありがとうございます! めっちゃ嬉しいです!!
今日は本当に良い日だなぁ~! 一人でコツコツコツコツコツコツ……孤独と戦いながら「このお話、おもしろいのか……?」そう言ってゲシュタルト崩壊を起こしながら書いて本当に良かった……(涙)。
最後の書店さまのレジで本を受け取っていると、わたしの後ろに小学生のお嬢さんとお母様が並んでいました。同じ本を大量に買うわたしを見て、二人のお顔に「???」が浮かんでいます。お支払いをしている間ずっと悩んでいたのですけれど、思い切ってお嬢さんに声をかけました。
ソウ;突然、すみません。この本、わたしが書いた本です。良かったら受け取ってください♪
すると彼女、ピョンっって飛び上がったのです! うさぎみたいに可愛くピョンって!!
そして顔中に「うれしい!!」って書いてある表情で、お母さんを見上げた。お若いお母さんも急に話しかけられて驚いていらしたのですけれど「ありがとうございます! 〇〇ちゃん、良かったね! いただくといいよ♪」そう言ってくださいました。 お嬢さんのお顔、目がキラキラして大きな笑顔で、ほんとうに嬉しそうでした! そして全身から「うれしい!!」ってオーラが出てた☆ どうしてあんなに喜んでくれたんだろう? 謎です。でも喜んでくれたので、わたしもすごくすごく嬉しかったです☆
ここだけの話、じつは児童書作家になる予定はまったくありませんでした。たまたま児童書ノベルの大賞をいただいたので副賞で児童書を出してもらえた。昔から運だけはすごく良いのです。たぶん悪魔か神様がついています。ww 児童作家になりたいという方をネットでお見かけするたびに「なんで児童作家?」そう思っていた。でも先日のエッセイ「おかあさん、わたしうれしい! ✖ エンドレス」の彼女や今日の彼女を見て、児童作家になりたい方の気持ちがよくわかりました! あんなに素敵な笑顔を見せてもらえたら、そりゃあなりたくなるわ!!
今も嬉しくて、ココロとカラダがふわふわしています♪ 自分の本で喜んでくださる方たちがいる! これもご尽力くださっている書店の皆さまや、たくさんの方たちのおかげです。そして愛する読者さまのおかげで二巻を出すことができたし、三巻へつなぐことができた。一人じゃなんにもできないけれど、皆さまのおかげでイイコトが起こり続けています☆ ありがとうございます!
そういうわけで、お役に立つかも……しれない豆知識を。
正直、お忙しい書店さまへご挨拶に行ってもジャマになるだけです。作家の挨拶を聞くヒマがあるなら、店員さまは一冊でも多く売りたい。わたしが逆の立場でも同じです。いくらペコペコしてもらっても本が売れるわけじゃない。最悪なのはその作者の本の取り扱いのないお店へ作者が突然現れて「どうぞよろしくお願いいたします!」って言うケースです。書店さまは気まずい思いをするし、作者だって傷つく。えぇ、お互いにかなり気まずいですよ……。一回それで大失敗していますから知っています。かなりイタイ目にあいました(苦笑)。 けれど同じ過ちは二度と犯しません! ちゃんと学習しましたし、この場をお借りして皆さまへライフハックをシェアします!
わたしは書店さまへ伺うときは、事前に電話で拙書の取り寄せをお願いします。 それも大量に!! そして本が届いたとご連絡をいただいてからお店へ行くのです! これなら確実に拙書がありますから書店さまは気まずい思いをしませんし、わたしだってキズつきません! お互いにWIN ✖ WINです!
さらに大量に拙書を購入いたしますから、書店さまにとって「良い客」になるのです! 客としての立場でお店へ行きますから、書店さまは歓迎してくださいます! そして支払いと同時に「これ、良かったらもらってください♪」そう言ってサイン色紙を押し付けます! 運が良ければ売り場に飾ってもらえますし、いらんかったら処分してもらっていいです! 余談ですけれど「これ、鍋敷きにお使いください」そう言ってサイン色紙をお渡しすると、そこそこウケます。ww
そういえばサイン色紙と言うものの、わたしの名前や書名はめっちゃちっちゃいです。 デカデカと書くのは「あふれる伊賀愛をぶっ込みました!」とか「貴店のおかげで作家になれました!」とか「愛する甲賀市のみなさまへ」とか、お客様が「なんだ?」と思ってくださる言葉です。他には「お子さん向けの児童書なのに、大人の読者さまのほうが多いナナメ上な児童書です」など、「なんだ? なんだ?」となる語句を入れております! だって無名なわたしの名前をデカデカ書いても売れるわけないじゃん!
そして色紙の裏面(本来はこっちが表面です。こっちに書くなんて本当は失礼なのですけれど、わたしは気にしない!)には、書店の皆さまへ感謝の言葉を綴っております! だって読者さまへ本が届くのは、書店さまのおかげですもの!! なんなら裏面のほうが字数が多いです。ww もしどこかでわたしのサイン色紙を見かけたら、ひっくり返して裏面をご覧ください。めっちゃ書いてますから。ww そういえば故郷の水巻町図書館へお贈りしたサイン色紙、ネットで見たら額に入れてくださっていたなぁ……。たぶんなにかヤバイこと書いてるんだと思います。ww 見られないように額に入れてるんだと思う。ww
もしこのエッセイを書店さまがご覧になっていたら、小学館の営業さまに「ソウ マチにサイン色紙書けって伝えてください」そうおっしゃってください♪ 大喜びで書いてお送りいたしますので♪
思い出した! 今日は大きな収穫があったのです! デビュー当時からあちこちの書店さまへ拙書を猛プッシュしてくださっている営業さまのお名前がやっとわかりました!! そしてご連絡先も!! ずっとお名前を知りたいと思っていたのですけれど、なかなか聞くことができなかったのです! 3年超しでやっとわかりました! ふふふふふ!! やっと見つけたぜぇ!! やっとお礼が言えるぜぇ!!
そしてこのエッセイにご感想をお寄せくださっている皆さまにも、近々お礼の返事をお返ししてゆきます。お礼が遅くなっていて申し訳ありません! ご感想をいただくたびに飛び上がって喜んでいますし、画面に向かって何度も「ありがとうございます!」って言っています! そして何度もなんども何度もなんども読み返しては、にやぁ……って喜んでおります( ̄ー ̄)ニヤリ☆
そして寝る前には必ず「みなさんにイイコトありますように☆」ってお願いしています♪(← ちょっときもちわるい? でもお願いするけど。ww)
ほんとにほんとに、みなさんにイイコトありますように☆