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味気ないかな

作者: 白萩アキラ

悲しみを語るとき、私は何処かで酔っている

酔っ払っているときは、何処かに悲しみを孕んでいる?

知るべき人にしか知られないことは、

なんとも悲しいことで、そして少し甘美であって、

名辞なんて無意味だと、誰かの言葉を借りに行く

きっと千鳥足のままで行く


悲しみを語るとき、私は何処かで酔っている

酔っ払っているときは、感情に名前を付けもしない

あなたは知らない、私の悲しみを、

私だって知らない、知ることもない

知るべき人なんていない?

誰にも名付けられもせず、消えて行くだけというなら

それは悲しいこと、かもしれないな

全てが悲しくて、そうとも言えない

やっぱり知らない、ただ過ぎて忘れる

二日酔いもせずに、飯を食い始める、すっかり覚めている

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