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時とこね 時の詩

インコに生まれ変わった

作者: 時 とこね

僕はいつか空を飛びたいと思ってた

何百年も過ぎてインコになった


自由になったと思ってた

だけど自由になれなかった


僕は今も籠の中

人に見られていやになる


僕のどこが面白いの?

僕はだれとも口を利かない。


僕は翼を広げたい

もっと自由に羽ばたきたい


夏の茹だる様な暑さを知りたい

冬の凍てつく寒さに触れたい


やりたいことは山ほどあるのに

こんなちっぽけな籠の中では


ある日僕は人に買われて

ようやく日の目を見れたんだ


ずっと僕は籠の中

その人たくさん喋ってた


その人の家にやって来た

今も昔も変わらない


それからずっと部屋の中

籠から出れないこの苦悩


窓から見える空を飛ぶ

飛行機の音が響いてく


僕の飼い主帰って来た

子どものように泣いていた


僕が聞くと話してくれた

僕は何も話せなかった


飼い主泣いて喋ってた

仕事で失敗したらしい


人って何で生きてるのって

インコの僕に聞かれても


僕はそれを飛びたかった

だからなりたいものになればいい


人って何になりたいんだろう?

人って何がしたいんだろう?


空を飛びたいから飛行機を

速く走りたくて自動車を

明るくしたくて電球を

喋りたいから話せる言葉を


僕は飼い主に伝えよう

自分のしたいことをしなさいって


喋ることは出来ないけど

この大空を飛んで見せよう


次の日は明るく輝く金の朝

その人籠を開け放つ


僕は一気に飛び出した

これが人の生きる意味

これがあなたの生きる意味

あなたのしたいこと探せ!


窓から見えるように、あなたに伝わるように


たくさん飛んで帰って来た

ご主人すっかり眠ってた


ねぇねぇ起きて

僕が空を飛んだのみたでしょ?

あなたの鳴りたいものになりなさい


僕はずっとないていた




こんばんは。

日々のあらすじに悩まされる時とこねと申します。


今回は、今回も頑張りました!!

ご購読いただけてほんとに嬉しいです!!


このテンションだと呼んでても疲れますよね。


この作品を評価して頂けると作者が喜びます。たとい二ポイントでも大空を舞えます。


いつでもご意見・ご感想をお待ちしております。今なら帰って来て返信させて頂くかもしれません。


この深夜の毎日更新がいつまで続くか分かりませんが、苦しくなったら取り留めのない連載でも始めようかなって思います。

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