2.最後の役目
2話同時更新~!!!
赤黒い血を見ると、笑みが零れるわ。
人々の泣き叫ぶ声聞くと、優越感に浸れるわ。
黒崎麗という名を捨て。
悪魔となり。
ワタシは深い鎧を被った。
赤い瞳のウサギを造る為。
私は今日も、近寄ってくる人間共を。
実験する。
人間の瞳は赤くナル?
クルウ?
シンジャウ?
「ひゃははっひゃははははっばっかみたーい。」
「れ、い。てめぇ。」
「んー?どうしたのー?アンタが私を変えたんでしょー?ひゃはははは」
でも今日は。
特別よ・・・・?
今日の実験の獲物は、雅紀と留美だから。
思いっきり憎しみを込めましょ?
「わ、悪かった・・・・。ゆる、許してく、れ。」
「はぁー?ほんと馬鹿ねー。許して欲しければ。し・ん・じゃ・え」
「「ウワっうぎゃぁーーーーーーーーーーーーーーー」」
そして2人は綺麗さっぱり。
死んだ。
私の心は暗闇が再び覆う。
「フン。意外とすぐシンジャウのねー。あーぁ。残念っ。」
(もう、嫌だ。こんな事辞めなさい)
黙れ。
(傷つけないで!本当の私を。傷つけないで)
「うるさいっ!!!黙れー!!!!!!!」
私の心の奥底に眠る私が。
蠅の様にうるさく綺麗事を叩く。
「どうした、麗?」
「な、んでも無い。それより実験結果は・・・・?」
「成功だ。」
「そうか!!!何時ごろ使える?」
「っ二日で使えるようになるだろう。」
「二日・・・・か。分かった。二日後。この世界の終わりだ。」
「だな。」
悪魔になって。
それなりの仲間もでき。
共にこの世界を滅ぼそうと誓った。
裏切られたとしても。
コイツらに期待なんてしてないから。
痛くも、どうってことない。
「フフ。最後には役に立ってくれたな・・・・?雅紀?留美?」
それだけ言い残して、白衣を着た私はまたパソコンに向かった。




