7.再会の再会の果てには
「ケイ?お前一つだけ間違ってんよ?」
「あ?」
「ゆいとまいの父親、健作はウサギ造りに加担してねぇよ」
うん。
ジョニーさんからの手紙に書いてあった。
それにあたしは。
お父さんを信じてるから。
「でも俺は、健作の会話を聞いたんだよ。」
「それはきっと黒崎麗の会話してたんだな。」
「黒崎麗?誰、だ?」
「そいつこそが、ウサギを造った奴だ。」
「そんな。じゃぁ何で健作は。」
「それ聞く為に、俺ら此処に来た。」
そして5人で揃ってお父さんを探す事になった。
手分けした方が良いって事で。
あたしとまいと、ウサギとなったサラちゃんがペアとなり。
涼とケイがペアになった。
あたし達は右に行き。
涼達は左へと向かう。
薄暗い城では音が響いて。
不安を掻き立てる。
「暗いね・・・・。」
「こ、怖がってんの?ゆい。」
「怖がってないよ。どっちかって言うと、まいの方が・・・・・・・」
「うっさい。行くよ?」
「へい。」
「ちょっと二人とも待ってよ~この身体動きにくいんだってば」
「あっサラちゃん。」
暗闇の中、進んでゆく。
不安を押し殺して。
進んでゆく。
『まずいぞ・・・・。ゆいに異変が起きてる。』『分かっている。だから急いでいるのではないか!』
へ?
奥の方から声が聞こえて。
あたしの名前を呼んでる。
居てもたってもいられず。
覗いてみる。
「「ッ、お父さん!!!」」
「ゆいっまいっ」




