6.銀塊の城で
「「「着いたど~」」」
そう。
あたしたちは、お父さんの所、銀塊の城に、着いたのだ。
それにしても、道のり長っ!!!
「ほら、ゆい?涼?行くよ」
まいに手を引かれ、あたしたちは扉を開く。
ーーーギィィィィィィーーー
「「あ、開いた~」」
コツコツコツコツ
「誰だ。」 「え。誰?」
暗闇の中から、2人の声が聞こえた。
その声の主は。
あたしと同い年ぐらいの男の子と。
青い瞳のウサギだった。
「は?お前・・・・・・・ケイ?」
涼が声をあげる。
ケ、イ?
誰?
何で涼は、この男の子の事、知っているの?
「あっゆいちゃんっまいちゃんっ涼っ!!!!!!」
え。
今、サラちゃんの声が・・・・・・。
気のせい、かな。
「ゆいちゃんっ?あたしっ!!!サラだよ?逢えて良かった」
青い瞳のウサギはあたしに抱きつく。
「えっぇぇぇぇぇぇ?サラ、ちゃん?ウサギ?」
「そう。サラだよ。ウサギにされたの。この、馬鹿に!!!」
サラちゃん?青い瞳のウサギが指を指す先にいる男の子は。
「こんな所に居ちゃいけねぇ。早く安全なところへ。」
「ねぇケイ。知ってんの?もうこの世界には、安全なんて無いのよ?」
「あぁ、そうか。んじゃもう此処で、説明する。」
説、明?
まだ何か、謎があるの?
「涼。お前には、心配かけた。すまねぇ。」
「心配、てか。お前ッ何で?死んだ筈じゃ」
「生き返った。」
「・・・・・・え」
「健作に。生き返らせてもらった。」
「もうッそんな事どーでもいぃんだよ。お前が、無事だっただけで・・・・俺とサラは。幸せなんだ」
「そぅだよ?ケイッアンタが無事で、ほんとに良かった。」
何だか。
よく分からない。
ケイさんって、誰?
誰誰誰誰誰ぇ?
「んで。俺の説明は終わりで。サラの事。説明すんよ。」
「「「うん。」」」
「サラは。俺がウサギに変えた。この世界を救う為に。」
そしてあたしたちは、ケイから今までの経緯を聞いた。




