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Rabbit物語  作者: のん
06章
54/70

4.ありがとう












「っ涼!!!」




「・・・ゆい。」




「あたしっ、あたしね?

 向き合いたい。

 黒崎麗さんの事とか、お父さんの事とか、全部、全部。」




「・・・あぁ。」




「だから、お父さんともう1度、話がしたいの。あたし、銀塊の城に行こうと思う。

 涼も一緒に、来てくれないかな。」




「あたりめぇだろ?

 ずっと一緒って、約束したろ?」



「・・・うんっ!!」



「・・・ってかさっゆいさっき、何言おうとしてたの?」




「あっ。

 うん・・・・・。あ、あたしね?」




「あぁ。」




思いを、伝えなきゃ。




ちゃんと、言葉にして。




「あたし、涼に出逢えて、本当に良かった。涼と別れた時ね?・・・あたし。

 寂しかった。まいが慰めてくれたけど、やっぱり心の中の穴は埋まらなかった。

 あたしっ、涼の前では弱音吐けなくって、辛かったの。それでもさっき、弱音、吐いたんだ。

 そしたら涼、支えるって言ってくれてっ、あたしっあたしっぅぅっぅー」




「ほらもう泣くなよ。大丈夫だから。な?」



「あたしっほんとにうれしかったのーっ」



「俺もだ。

 俺な?今までゆいの弱音聞いたことなかったけど、さっきゆいが弱音吐いたとき、頼ってくれてるんだな

 って、思った。うれしかったんだ。」




っうぅぅぅぅ~。



涼がこんな事思っててくれたなんてっ。




あたしっ涼に出逢えて、ほんとよかった。



「こっ、これが言いたくて、涼に逢いにきたのーっウっえぇぇぇん」



「ゆいっ、俺ともう1度、付き合ってくれませんか?」




「・・・よろしくおねがいします。」




涼に気持ち、届いた。



涼に気持ち、伝える事が出来た。




今あたしは、まいに言いたいです。




こんなあたしの、背中を押してくれて、ありがとう。




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