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Rabbit物語  作者: のん
03章
30/70

10.戦争の幕開け










あたしとまいが、このワンダーランドに来て約半年が過ぎ去った。



この半年が、あたしたちにとってかけがえのない。



そんな存在になることを。



あたしたちは夢にも思わなかったことだろう。






























「ここっす。ここが俺らの町。」



「やっと着いたー。」



「んじゃ。あたしたちはサラちゃんさがしますか?」



「了解。ゆい、まい。行くぞ。」



「分かった。ゆい、速く。」



「あっうん。」



「ちょっと待ってくださいよー。俺を忘れちゃ困るなぁ~」



レンが訳の分からないコトをつぶやいた。



「は?お前何言ってんだよ?」



「だーかーらー。ここまで送ってくれたっつーことで、何かお礼がしたいってこと。」



ほんと?



お礼!?



なんだろ!!!



「お礼?」



「まぁ、とりあえず。俺ん家来ます?」



「うん!!!行く行く。」



あたしがノリノリで答えたにも関わらず、涼はというと・・・。



「ダメだ。俺たちには時間が無い。」



「時間がない?どういうこと?説明しなさいよ!」



「うん、そうだよ。涼、説明して。」



涼が口を開いた。



・・・そのときだった。



彼らが来たのは・・・。





















激しい爆音とともに、多くの人々の悲痛な叫び声が聞こえる。



ここは、どこ?



今、あたしたちは平和に、会話していた。



ただ、それだけなのに・・・。



きれいな風景から、一変した。



荒れ果てた町。



人々の無残な光景。



泣き喚き、助けを呼ぶ声。



そう。



戦争が幕をあけようとしたのでした。





















次回、時空をつかさどる扉が再び!?

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