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Rabbit物語  作者: のん
02章
18/70

8.涙の証

サラside




あのころのあたしは、サイテーだった。


友達にからかわれるのがイヤだったのか・・・、自分の気持ちに気づいていなかったのか・・・。


あたしは幼馴染の涼が好き。


誰がなんと言おうと、あたしは今、素直に言える。



昨日。


あたしはまいちゃんに聞いた。


涼と、ゆいちゃんが付き合っていることを。


あたしは・・・。


あたしは一体そのとき、何を思ったのだろう・・・。


自分でも、分からない・・・。


ただ、つらい思いと、しょうがないって思いと、かすかにおめでとうって思いもある・・・。



でも、つらい思いよりも先に、しょうがないって思いが、強いんだ。


あたしが悪いんだ。


あたしが彼を傷つけたんだから・・・。



あのころ彼は、純粋にあたしの事を好きでいてくれた。


なのに・・・。


あたしは。


あたしは・・・。


なんて事を・・・。




いまさら何言ってんだ。


あたし。


好きな人が・・・。


好きな人がやっと幸せになれたんだから喜ばなきゃなのに・・・。



気が付いたら、あたしは泣いていた。


この涙はきっとあたしのいろんな思いが戦った証。


そう。


証なの。



涼。


あたしはあなたに謝りたい。


どんなに嫌われようと・・・。


謝りたいの。




「ごめんね。涼。」



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