6.好きだよ、涼。
「何で止めるんだよ。」
「だって・・・。」
「俺はただ、みんなを守りたい・・・、ただ、それだけなんだ。」
「あたしたちは、苦しいけど、悔しいけど、つらいけど、戦争をおこしちゃだめなの。
あたしたちは、戦争をとめるのよ。絶対に。」
「ゆい・・・、お前、それ、漫画の言葉じゃね?」
「あっ!バレちゃった?」
バレちゃいましたかぁ~。
我ながら、いいこと言ったと思ったのになぁ。
って、あれ?ウサギがいない。
「ねぇ、涼。ウサギがいない。」
「あれ?ほんとだ。どこ消えやがった。」
「もう、そーゆーの、ほんとやめよう。あたしたちは戦いに来たわけじゃないんだから。
・・・、これは漫画じゃないからねっ!!!」
ほんとだよ!!
えっ?
信用ならないって?
信用してくださいよぉ~
「そうだな。俺らは戦争を止めにきたんだもんな。すまない。」
「ところで涼。その拳銃、どこから持ってきたの?」
「ん?拳銃?って、なんで俺、こんなもの!!!」
いまさら?
気づくの遅っ!!
「んー。まぁ、いーや。とりあえず、これからどーする?」
「どうしましょうか。」
どうしましょうか。って!!!
あたしが聞きたいわっ!
「とりあえず、散歩気分でブラブラしてみますか。」
散歩気分って・・・。
まぁいっか。
「ok!行こっ♪」
気分が上がったあたしは、涼の手を握ってみた。
涼は赤くなった顔を必死に隠して怒ってる。
「フフ。かわいい。」
あっ。
声に出しちゃった。
案の定。
涼ますます赤くなっちゃたぁ~
もう何言ってるか、分かんないよ。
突然かも、しれないけど、あたしはそんな涼がすき。
そのとき、とても強く、思ったんだ。
あたしには、涼が必要なんだ。
「涼、好きだよ。」
今回、まさかの告白してしました。
ドキドキッ!




