第壱事:第一部〜受験編〜プロローグ
プロローグです。短いですが読んでやってください。
俺はある建物を見上げていた…。
高校の校舎である。
なぜ見上げているのかというとこの校舎が大きいのとデザインが、よくて個性的悪くて変…な形をし
ていたからだ。
俺のほかにも同様な奴がいるので俺の感性が変でないことがわかる。
と、いっても俺とほかの奴らが感性が変。というのなら話は別だが……
「っとこんな事しに来たんじゃなかったな…」
俺は本来の目的を思い出した。
俺は受験をしにきたのだった。
筆記試験と一次面接試験は市民ホールで行われていたので実際にここにくるのは初めてなのだ。
…無駄な時間を過ごしてしまった。
急がねば。あと試験開始まで一時間もない。
徐々に立ち直っている奴らもいたが、グロッキーしてしまったのか、固まったままの奴もいた。
…さらばだダメ男くん
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何でこの学校は外観が変なら構造まで変なんだ!!!
入り口(と、思われる)ところにあった地図を見たがさっぱらわからん。
適当に進んでいると
「おっ!」
どうやら面接会場までの矢印らしいのを見つけた。
それにしたがって進んでいった。
右
左
左
階段を上って
右
真直ぐ
・
・
・
・
・
そしてやっと(ほんとにやっと)それらしきドアまで来た。
もう後十分もない
…急がねば
そのドアを開けると…
「ん?」
中には誰もいなかった。
よーくみまわすと
ドアの裏に紙が張ってある事に気がついた。
その紙をみると、
はずれ♪
「…何でやねんっ!!」
…前途多難な試験が始まった。
ちなみにその紙の裏には俺の反応を予測していたように
ヘタレだから♪
とかかれていた。
orz
つづく!