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38 黒船


<38 黒船>


「おまたせいたしましたわ。ブレンドコーヒーです。」


「あ、ありがとうございます」


「ごゆぅっ〜〜っくりどうぞぉ〜」



ここは鈴八。そして只今帰宅途中にお茶してます。



「ミズキ、この cheese cake はとてもデリシャスです!。good!」

「はい、こちらに持ってきた彼女が作っています。」


「Oh!She is very young。すばらしいことです。ぜひ教えて欲しいデス」

「彼女に伝えましたら、きっと喜びます」



向かい側に座っているのはメアリー。メアリー・リンドバーグ。

父が海外赴任中、親しかった友人の娘さんです。短期留学のため日本に

来たのですが、今僕の家にホームステイしてます。



「目が青いわね」

「髪が真面目に金色です」

「美白だわ」

「ユニバーシティって大学生?」


「私、勝ったわ」

「・・・・胸ですか」

「それだけですね」

「私は負けました。」



「あの・・・、隣の席から大声で評価しないでください」

「彼女タチハ、ミズキのフレンズ?」

「あ、はい。皆さん同じ高校の友人です」


「Nice to meet you. ワタシ、メアリーデス。どうぞヨロシクデス」


「どうもどうも〜!先輩の三木蘭です〜。」

「四谷美香です」

「伍井春香」

「伍井夏美」


「It's キュート!あなたたちはツインズですか?」

「「はい」」


「ええ、漆黒の黒い双子です」


「・・・・良い度胸だ」

「後ほど呪いをかけてあげましょう」



「カノジョは beautiful black hair デス。正しい日本ノ女性デス」

「ああ、美香さんですね。弓道をされてます」

「Oh!武士道?」

「ええと、日本式のArcheryです。」

「それはいちど見せていただきたいデス」


「少し・・恥ずかしいです」




「カノジョは・・・ヤンキー?」

「おい!」

「イエス」


「・・・・瑞樹ちゃん〜?」


「あ、元ヤン・・、トラック&フィールドスポーツをされてます」

「What is it track and field sports?」

「あたしはスプリンターで〜す!」

「それは魅力的デス!ランの走る所を見たいデス」



「ミナサン、ビューティフルガールデス。きっとボーイフレンドも沢山ですね」


「「「あ〜・・・・、残念なのですが居ません」」」


「Why!日本のboyはオカシイデス!」




彼女たちもオカシイですけど・・・


「「「何?」」」




「ミズキもカノジョ居ないのデスか?」

「は?・・・はあ。・・イエスです」

「デハ、ここに居るビューティフルガールズにアタックしないのデスか?」

「・・・は?・・ええと・・Why?」


「Why?あなたオカシイ。こんなフレンドが居るのに。それこそWhy?デス」



・・・・なんで今ここで!僕はチキンボーイなんです〜。

あ、遠くから会長がジッと見てます。かなり見てます・・。




「デハ、ワタシがアシストしましょう。まずはアソコのカノジョ。

最初にケーキを運んでいただきましたビューティフルウーマンにアタックデス」


「ええ〜〜!!」

「「「ええええ〜〜〜〜!!!!」」」


なぜ皆まで叫ぶんですか・・・。



「カノジョでは不満デスか?」

「いえ!不満では有りませんが・・・」


・・・・と、会長!コッチに。

加速装置でも積んでますか?



「ナイスタイミングデス!さあ、今言うのデス」


「何かお話がありますのでしょうか?」




・・・・・聞こえてましたよね。

嬉しそうです。会長・・・、楽しんでますね。


ああ、汗が・・・滝のような汗が。



「ミズキ、ほんとうにチキンボーイ?」

「う・・・、言われると辛いです」


「チェリーボーイ?」

「○×△◇□!!!!」




「I understood。It's have a confidence. デス。」


「I will open the door. 」



え?メアリーの顔が近づいて

「「「「え!?」」」」


バシッ!!




「 What ? 」

「痛タタ!」


目の前が真っ暗に!・・・・

ええ?トレンチを顔にあてられました。何が起こった?


「 The necessity doesn't exist. His intention is important. 」

「 Why do you understand ? 」

「 I sincerely love him. 」



会長が持っていたトレンチを僕の顔に押し付けたのでした。

一瞬でしたので何が何やら・・・。

会長、何かメアリーと話してましたが・・・、すごく流暢な英語。ビックリです。

僕には???ですが。



「ゴメンナサイ。ワタシが軽率でした。気を悪くシナイでください」

「いえ、こちらこそごめんなさい。」

「ワタシ、メアリー・リンドバーグデス。アナタはミズキに大切な人。ヨロシクデス」

「私は八神 鈴。よろしくお願いしますわ」



「Please keep secret. He has not known yet. 」

「OK」



なんだったのやら・・・。

あ・・・鼻血出てきました。





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