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Try n Dead 狂気系不条理ホラーゲームに転生させられたオレはゆるく死に急ぐ  作者: 桜葱詩生


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Try n Dead 狂気系不条理ホラーゲームに転生させられたオレはゆるく死に急ぐ #61


セント・ミカエル・ラザフォード病院からの逃亡 #61



それはオレがこのゲームを知っているからだ 正しくはない


「オレは普通にゲームの開始位置から始まった。キムはこっから始まったのか?」


トイレを指差す だとしたら何の罰ゲームだ?


「違えぜ、おれはこの上の一番奥、あの気持ちの悪い部屋からだ」


オレがはじまった真上の部屋


「あそこか…」


そこにはクリアに絶対に必要なアイテムがあった 今はジュディがいるからいらないかもしれないが


「知ってんのか? あの生首だらけのとこを……」


生首って……


「剥製な、部屋から出たってことは…アイテムは取ってきたのか?」


「は? アイテム? なんだそれ? 知らねーよそんなの」


そうか……


「よく出てこれたな。あそこは入ったら鍵がかかって出られなくなるのに」


最初からいたのなら違うのか


「そう、そうなんだよ、鍵掛かっててよ、出れねーんだよ。なんだよこれ、って思ったら、部屋にモンスターが出やがって、で、ぶっ倒したら、ポイントが入った」



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「そのポイントで鍵が開いたのか?」


「違ーよ、生首を片っ端から並べてやった。なんかヒントみたいなものがあったから見たんだけどよ…要領が悪くてわかんねーんだよ。ほんと、ヒントがクズだよな、このゲーム。所定の位置に首を並べる、みたいになってたからやってみたんだけど…途中ねーし、分かんねーし、できねーんだよ。端っこから全部、入れ替えてやってもよ」


「剥製が一つ足りないからだろう。あそこは院長室から持っていかないといけないからな」


「ああ、そうなのか…それでか……」



143



「それでどうやった出てきたんだ?」


「ああ、途中で出てきたモンスターが首だけ残していったんだよ。それだけ消えなかった。だからそいつを使ってな、途中で気づいたんだが、同じ敵を何度、倒してもポイントにはならねーんだ。最初は簡単に上がってたレベルが、途中で止まった。いい加減嫌気がさして来たら、生首が残ったっていうわけだ。で、それも合わせて全部の組み合わせを試して、ようやく外に出た…ら、こんどは廊下がモンスターだらけでよ、そいつらをぶちのめして来たんだが、どうも…そいつらの中にも同じ敵が混じっててな、ポイントは溜まらなくなるしレベルアップもしなくなるし、で、嫌になって開いたドアがあったからそこに入って…降りてきたってわけだ」



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おかしい、隣人の復活(リスポーン)時間は十分に過ぎている 出てくる気配がない


「ずいぶん力業でクリアしてきたんだな」


「なんだと? お前、カスのくせにずいぶんと……」


「クリアしてるからな、オレは。あそこはヒントに書かれている背景と剥製を合わせるだけでクリアできる」


首が一つ足りない 組み合わせが違っている とかあるがな 剥製がないなら死に戻るしかない


「なんだよ…それ」


そんな些細なことに気がつけないようじゃこのゲームは無理だ ハクスラ頭(無双脳)しかないなら詰む


「それで…そこのトイレは上に繋がっているのか?」


「あ? ああ女の方がな。穴が開いている。そこを飛び降りてきた」


おい


「上から下へ向かってずっと穴が開いていたらどうするつもりだったんだ? 即死だぞ」


「そんなことにゃならねーよ、主人公だからな。飛び降りたぐらいで死にゃーしねえよ」


いや、ホラーで人が死ぬのは定番(普通)だ 残れるのはストーリーテラーだけ Terror(テラー)だけに


タモさんだっていつも生き残っている


「戻れるようになにか仕掛けは?」


「はあ? んなのしてこねーよ。いちいちうるせー奴だなあ…で? マヌケなお前はなにしてたんだよ、なんでこんなとこで遊んでる」


ああ、ちょうどいい


「実はな、エレベーターホールにサルが居座ってしまってな。先に進めなくなってる」


そういうとキムは明らかに浮足立った



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