Try n Dead 狂気系不条理ホラーゲームに転生させられたオレはゆるく死に急ぐ #117
セント・ミカエル・ラザフォード病院からの逃亡 #117
単純に 時間がかかるリドル 数字さえ分かれば あとは簡単 色に対応した数値を マスにある数値から引けばいいだけ ただ…それを求めるのが…大変
甘いものが欲しい
…最後に間違えて 一回死に戻ったが…やってはいけない単純な間違い
HighVoltageDead
再開はやはりここ 死亡ジャッジは…3階、西の謎部屋 そこと同じ
「まさか…そんなんで死ぬとか思わなかったわ……」
そんな乾いたいい方 腰に手を当てて 斜に構えてキムは呆れた いうな
「お前に被害が行かなかっただけ、マシだと思え」
瞬間的に 強力な電流での死亡 キムまでは届かなった 床が濡れてたら…アウトだったな
「アホか…どうしてお前はそう死に急ぐ? 死にたがる? 理解できない」
?
「ここはそういうところだ。死亡体験と臨死体験を再現するバーチャルゲーム。オレはそう認識している」
「キャー、素敵ー」
「そんなゲームなんて誰もやらねえよ、もう二度とやるか、こんなゲーム」
そうか…だからか、宙に浮いての任意移動 死んだ後、上から死んだ自身を見るという映像
そうと捉えれば 辻褄は合う
水色のマスは1つだけ どう繰り上げするのかで…間違えた 見事に喰らうバリバリ
数字ひとつずつを…まあいい
あと…幽体離脱で分かったことがいくつか
階を跨いで移動はできない ほかの階へはいけない 上下はもともと無理なんだろう…外へもいけない 出れない 移動は同じ階の平面のみ
抜けれない壁がある 規則は…わからないが、どこも魔法陣があった 障害がそこにある ここも先の廊下へは行けない 扉の文様もシジル? 見えなくもない
通常 聞こえている音は聞こえない 反対に聞こえない音が拾える ただ…大抵はうめき声か叫び声 これも同階のみ? わからない
数値が 67 になっていた
「きゃー、カッコいいー」
そうでもねえんだがな 増加理由を推測 他のプレイヤーと出会う ほかのはまだわからない
それと…オレが死ぬとキムが異様に取り乱すようになっていた なんでかは…わからない 聞くことはしない 話したくなったら話せばいい
「そういう時は前もって一言、いっといてくれ」
憮然とした表情で、キムはいう いっといてくれっていわれてもなあ……
「ここでいつ死ぬか、なんてことはわからない。いつでもその心構えを……」
それに気づく 唖然とする 最悪だ なぜお前は気づかない?
「はあ? おれはここに来てから一回も死んでねえよ…お前、意外とそそっかしいとかいわれるだろう? うっかりしてるって……」
「素敵ィー」
「ほら、オーディエンスもそういっている…ここの女どもはよくわかってるぜ」
顎に手を当てて ご満悦 それも癖なんだな
人は見たいものを見たいように見る
視覚と心理 優先するは視覚 それの正しい判断 しかし人は自分の心理を優先する 精神的負荷を解消する方を優先する
自分に掛かる負担は誰も耐えられない 勝手に想像したものだとしても
人にとってはそれが…それだけが…まあいいか
意外にキムはよく見てる そこだけは褒めてやらないと伸びない点か?
お前の方が何度も死んでるけどな 覚えてないんだから仕方がない その言葉は飲み込む
「大好きー」
「なんでそう思う?」
「わかるぜ、そんぐらいはな。お前の方こそもっと気を付けろ、いいな」
急に 強制的 人を指差す それから 拒絶の姿勢 脇の下に指先を入れて腕を組む
何がそんなに気になるのか…まあいい
「それでだ…修道女が移動しているのは…もちろん気がついているよな?」
疲れて…ヘタっている場合じゃねえ これは……
「え? ………、?何だこの女? いつここに来た?」
「さあな…ただ、何かのトリガーが起きた、ということだ。たとえば……」
ここで死んだ か……
リドルをクリアした か……
そのどちらも か……
そういうと キムは明らかに嫌な顔をした
脳内のエネルギーが足りない そんな感覚 背中から後頭部に駆けてへばりつく 何かが鈍っている 甘いもの もしくはカフェインが欲しい
………
ねえな…そんなの こんな廃れた病院 自動で移動する販売機さえねえんだからな




