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Try n Dead 狂気系不条理ホラーゲームに転生させられたオレはゆるく死に急ぐ  作者: 桜葱詩生


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111/127

Try n Dead 狂気系不条理ホラーゲームに転生させられたオレはゆるく死に急ぐ #106

※この回のことではありませんが

捻れている距離を 1.5 から 3m に変更しております 


セント・ミカエル・ラザフォード病院からの逃亡 #106



画面には 手に入れるアイテム名 巧妙に紛れるように隠されたそれらをクリックして探す


シークレット・オブ・ヒドゥン 隠された秘密 シャーロック ミステリーケース 名探偵


そういったゲーム これにはそんな名前がつく 当然 アイテムは分からない 光らない 点滅しない 全画面を無計画にクリック…これがオレのやり方 推奨はしない ヒントを使え


ちなみに コナンはグレート どっちもだ



そんなことを説明 手にいれたアイテムを並べる 球が3 プレート…それにカード カードキーじゃねえのか…ここで使うかどうかわからないが ついでにホース モップにデッキも並べておく よく持てたものだ


「そんなのもやってんのか?」


「まあな…暇なときに」


五分だけ…十分だけ…そういって長時間 拘束されていたがな


海外ものが優秀 日本発だと かならずペナルティ 時間制限 回数制限が付帯する どうしても回転数を稼ぎたくなって 強制と強要を組み込みたがる


インカムを稼ぎたがる どこぞのPVと同じ…目に見える成果を欲しがる 顕在的ニーズは後追い 潜在的ニーズを…まあいいか



「それにしても…よくこんなの見つけたな」


4~5センチ大の球を覗きこみ唸るキム 面白い 屈折率がまるでない 拡大(球レンズ)ではなく真ん中へとへこむ(魚眼レンズの)ように小さく見えるキムの瞳


「そいつはそこの流し台の排水溝に嵌っていた。光らずにな」よく見なければわからないように「はじめは…武器か何かか、と思ったんだが…ヒドゥンと考えたら納得だ。ぱっと見、周りに紛れるように同化していた。そんなアイテムを探せ。あと…いくつかあるはずだ」


「こいつは?」


やや曲がった刃のような破片 表面に…D~Fまでの文字


「あといくつかで円になる…チャクラムみたいな輪っかだな。それをどこかに合わせる」


どこかがわからないが…扉を見る 扉の正面 いくつもの円形のレリーフ たぶんだが…女子トイレ(こっち)ではない 男子トイレ(あっち)だな 出入り口は下と同じ男の方…差別か?


「こっちの扉、このドアノブからなにから全部テクスチャーだ。触ってみろ」


恐る恐る手を伸ばすキム お前…もしかして箱の中身はなんだろな? とか嫌いか?


「ああ、触れないな。まじかよ…どうやって出るんだ?」


「だがテクスチャーに凸凹がある。投影されているポリゴン(下地)がそうなっているんだろう」


「確かに…これか」


は?


同じように曲がった破片 パキン、と手に入れるキム ラッキースケベだけじゃなくてラッキーでアイテムゲットか


「神に祝福されしものよ!」


「そうだな…そいつだ。カーブからすると…あと2枚あるな。ほかになにか、いくつあるのかわからないのが難点だな」


ゲーム画面なら いくつアイテムが必要なのか 分かる 提示される こっちではそれがない


途端にゲーム的 ある部分では現実的 境が曖昧だが…まあいい


「ただ…向こうへは行くな。どうも…嫌な予感がする。まずこっちで探してからだ」


「ああ? そんな警戒する必要はねえと思うけどな」


そうだといいんだが 直感と口約束ってやつだ 気にするな


とはいえ……


「栄光あれ!」


探す すると見つけられない 無意識的視野狭窄 たぶんここ こっちだ 思い込みが視野を狭くする


無意識の強制力


意識的なダイエットは失敗する 意識的に止めることができる 無意識の行動はしくじらない 無意識を止めるにはそれ相応の訓練が必要だ


自分だけは大丈夫 無意識に刷り込まれた思考 特に日本人はそう育てられる 安全の裏返し 指向化されるように仕組まれた思考性 謎解き部屋 間違うと即死 アイテムを探す行為でも…とは失念していた


「ちっ」


死体袋 ファスナーが動く 通常なら警戒する 警戒はしていた 開けただけで 顔が割れて 斧が降って来るとは思わなかっただけだ


即死は…免れた 避けた時…左二の腕を持っていかれた


「なんて素晴らしい!」


逆さ振り子のように振り下ろされる斧 ゲームだったら…顔面か肩か…当たって即死 こっちでは避けれる


避けたが…腕に食い込んだ 骨に当たり、絶たれる ぷらん、と力なく垂れ下がる左腕 即死ではない 死ぬまでに時間がかかる 使える腕をもってかれた…どうするか こりゃ死に戻り決定 すると……


「マイケル! これを飲め、すぐに治る」


抱きかかえられ…薬を差し出される なんかで見たな? この姿勢は……


「それはお前が飲め。オレには使うな。いいか? ほかの誰にも使うな。教えるな」


あんな姿になるぐらいなら…オレはいらない


「ダメだ! ここを突破するんだろう? おれを一人にするな」


「あほか…そんなのはほかの女にいえ。これぐらいなら…何ともないが、使える腕を失った。これではさらに足手まといだ。ここで死に戻る」


「だからってよお……」


なんでそんな顔をする? これはたかがゲームだ


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