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え、委員長ってラノベ処女なの? って痛い! 手を出すのは反則だと思う!③

そして1日が経ちました。時の流れというのは早いもので、本気で学校を休もうと考えました。でもまあ、クラスの女子にあいさつするくらいなら怒られることもないでしょう。


 よっし、では気合いを入れて、


「麗花さん、おはようございます!」


「ええ、おはよう」

 

 委員長は微笑んでそう言った。

 そしてクラスに静粛が訪れた。本気で帰りたくなりましたまる。

 

 なんだか変な雰囲気だな?


「「「「殺せぇぇぇ!!!!!」」」」


 クラスの野郎共に連行されました。


 


 —————————————————


「えー、これより、1ー5学級、魔女狩——学級裁判を開始する」


「ねえ! 今魔女狩りって言ったよね! さっきも『殺せぇ!』って叫んでたじゃん!」


「静粛に! 今回は被告人の発言権はないものとする」


「なんで! 弁護士を呼んでくれよ!」


 私は今、どこかの空き教室に監禁されています。助けてください。1時間目は担任の世界史だったのだが、クラスの男子たちの、『これはクラスの存続がかかってる』とか、『こいつを逃したらクラスの風紀が乱れる』との声に、先生が

「何をやってるんだ高橋! 一回制裁を受けてこい!」

 と言われました。教育委員会行っていいか?

とまあそんな事もありつつ、椅子に縛られ、凶器を持ったクラスのお友達とお話をしています。女子は普通に自習。


 そして男子は——

「それでは、検察。被告人の罪状を述べよ。」

「はい。被告人高橋は、我々で製作した『1ー5女子tier表』のtier1として君臨している、川島麗花を名前で呼んだ挙句、微笑みを向けられるという非常にうらやまけしからんことをしていました!」


 こいつら何してんねん。tier表は俺も作ってたのに……そして川島はtier2だった。やはりtier1にしておいた方がいいか……


「被告人、死ぬ前に一つ聞いてやる。異論はあるか?」


 死刑は確定してるのか……痛くないといいなぁ。


「川島がtier1の理由は……?」


 裁判長はニヒルな笑みを浮かべながら言った。


「決まっているだろう? 胸と顔だ。あと眼鏡をかけているのもポイントが高い」


 クズだ。こいつらクズの集団だ。しかも眼鏡萌えかよ。救いようがないな……


「そうか……お前らも委員長にあいさつしたらいいんじゃないか?」


「「「できないから言ってるんだろうが!!」」」


 おかしいな? うちのクラス全員陰キャか? 陽キャは? 


「よって! 被告人には死刑を求刑する!」

「そうだ!!」「殺せ!」「やれぇ!」


 などと裁判長の一声を皮切りに、みんなの処刑ムーブが高まっていった。


「けってぇい! 被告人は死刑!!」


 短い人生だったなぁ。もう少し生きていたかった。

 

 俺が死への覚悟を決めているとガラッと教室のドアが開いた。


「誰だ!」

 

 裁判長が叫ぶ。その視線の先には————


 委員長こと、tier1の川島麗花がいた。

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