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どこまでも高いバーチャルの空の下で

作者:吉乃佳乃
2022年6月20日。東京都新宿区、夜のワンルームで、僕は君と出会った。

――『平田』、本名『高篠ミヤビ』。

ネットで知り合っただけの彼女と、徹夜でゲームをして、くだらない話で笑い合って――、気付けば、画面越しに〝恋〟をしていた。

だけど、あの夏の日。君はすべての連絡を断ち、ネット上から姿を消した。

残されたのは、君が僕にくれたハンドルネームと、700通を超えるチャットログと、忘れられない恋の記憶。
だから、僕は一人、長野県白馬村へ逃避行の旅に出た。

そして、――君が消えた夏から、2年後。
2024年9月28日。僕は再び白馬村を訪れ、自分自身に問う。

――彼女が僕の人生の中に存在した意味は何だったのか――

これは、バーチャルの空の下で出会った彼女との〝失恋〟が紡ぐ、『喪失』と『再生』の物語。
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