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怪異其之三・猿神 二

 時刻は深夜二時。

 いつの間にかできていた山頂の社に、生贄の娘が縛られ放置されていた。

 余計な抵抗をさせないためか、頭にはズタ袋がかぶせられており、彼女が今どんな表情で自分の死を待っているのかはわからない。

 その周囲には、娘に少しでもマシな死に方をと望んだのか、猿どもの機嫌を取るための食糧や酒、宝物が入っていると思われる葛籠などが置かれていた。

 だが、そんなことは関係ないといわんばかりに、奴らはやってきた。


『宴だ、宴だ! 楽しい宴だっ! 久方ぶりの生贄だ! 手折る様に殺せ! もてあそぶように殺せっ! 早太郎に見つかる前に!』


 ゲラゲラ笑うように歌いながら、姿を現す三匹の怪猿。

 奴らは周囲の供え物には目もくれず、中央に横たわった女へと襲い掛かる!

 だが、


「舐めてんじゃないわよ」

『っ⁉』


 ズタ袋越しに、憤怒に彩られた女の声が響き渡った!

 同時に、四つ並んだ葛籠の一つから飛び出した俺――賢者の石が、錫杖ごと女――稲荷のもとへと飛来。

 稲荷を縛り上げていた縄を断ち、顔を隠していたズタ袋を引き裂く。


『おのれ、あの村め! 謀りよったなっ!』

「あたり前でしょ。あんたたちみたいな変態ザルに、大事な娘をやる奴なんて、そういないってのっ!」


 見事な啖呵を切りながら、手に戻った錫杖を振り回し、稲荷が痛烈に猿どもを打撃する!

 だが、


「感触がない!」


 霞のように猿どもの体をすり抜け、錫杖が空ぶる。


「すり抜けたな。まぁ、あの映像からおおよそ察していたが、そもそも攻撃が通じないタイプか。となると次に確かめるのは」

「攻撃原理っ!」


 空ぶったが故、体勢を崩した稲荷。だが、それも想定内だ。

 猿どもはがら空きになった稲荷の胴体目掛け、その鋭利な爪を振り下ろす!

 肉を裂き、内臓をつぶす音がした。

 だが、稲荷とてダテに不死者をやってきたわけではないっ!


「あまいっ!」

『っ⁉』


 猿どもの爪は、稲荷が体勢を調整することによって、見事に肋骨で受け止められ、その勢いを止められた。

 それを悟り、慌てて稲荷から爪を引き抜こうとするが、もう遅い。

 再生を始めた稲荷の筋繊維が、猿どもの爪を絡めとる!


「もらったぁっ!」


 狙いは捕らえられた猿ども。

 予想通りであれば、こいつらにも相互干渉の原理は働くはず。


「あんた達の攻撃で傷を負うってことは、あんた達は今私の体に干渉するために実体化している! なら、攻撃がすり抜けるということはないはずっ!」

『おのれ、こざかしい!』


 今度こそ当たれと、稲荷の錫杖による一撃が猿どもの体へと放たれる。

 だが、


「うっそっ⁉」

「う~ん。かなり器用な干渉をしているみたいだ」


 錫杖は再び猿どもの体をすり抜け、霞でもうがったかのような感触を稲荷に届けた。

 つまり、こいつらが干渉を行っているのは、こちらを切り裂く爪の部分のみ。

 そこに速度を与えて、こちらの肉体を引き裂いているのだろう。


「まぁ要するに、まともに戦って勝てる相手じゃないってことだ」

「攻撃を防ぐにも、爪の一撃を直撃寸前に防ぐ必要があるみたいだしね。普通の人にその対応を求めるのは難しいしね」


 怪異対策第弐項:直接対峙時の対応の調査もこれで終わりだ。

 あとは本命である、こいつらに対する対応策の実証のみ。

 そこで俺は、必死に猿どもの攻撃を回避する稲荷をしり目に、残った三つの葛籠へと視線を向ける。

 まずは右の、


「一つ目っ!」

「はいっ!」


 俺の指示を聞くと同時に、猿どもの一撃をかいくぐった稲荷が、一番右の葛籠の蓋を破壊する。

 壊れた蓋の穴から見えたのは、早太郎の看板を下げられた子犬と、下げられていない子犬の二匹。

 実はこの看板ありとなしの違いは、本名が早太郎の犬か、今回だけ早太郎という偽名を与えた犬かというものだ。

 だが、どちらも戦闘の音におびえ切っているのか、ガタガタ震えて葛籠から出てこようとしない。

 猿どもも無反応だ。


「外れかっ! 次っ!」

「はいっ!」


 そういうと同時に、次は中央にある葛籠の蓋を粉砕する。

 今度は中にいたものが、勢いよく飛び出てきた。


 飛び出てきたものの正体は、活力あふれる成犬二頭。子犬たちと同じように、片方には早太郎の札が下げられている。

 双方とも怖いもの知らずの犬を連れてきたので、果敢に猿に向かって吠え掛かる!

 同時に、俺たちが予想していた変化が、札の下がっていないほうの成犬に現れる!

 札なしの犬に、見る見るうちに霊力が収束していき、純白に光り輝く巨大な猟犬へと変貌する!


「っ! これがっ!」

「《猿狩り》――《早太郎》!」


 俺と稲荷の声に答えるように、純白の猟犬は高らかに遠吠えし、猿どもへと襲い掛かる!


『っ! しまった! 早太郎だっ!』

『おのれ法師! やはり早太郎を連れてきたかっ!』

『オノレ、オノレ、オノレぇぇえええっ!』


 疾風のごとく疾走する早太郎の襲撃に、猿どもが明らかに狼狽した声を上げた。

 だが、猿どもの混乱など知ったことではない早太郎は、疾走した勢いをそのままに手近にいた猿の首に食らいついた!

 その強靭な顎はたやすく猿の首を食いちぎり、一撃のもと絶命させた。

 それを見て腹を決めたのか、残った二頭の猿が連携をとりつつ早太郎に肉薄。

 一頭が早太郎の噛みつきを腕で受け止めた。

 想定外の対応に驚いたのか、早太郎の動きが止まる。そこへ背後に控えていた残りの一頭がとびかかり、早太郎の鼻先へと蹴りを叩きこもうとした。

 だが、《猿狩り》の異名は伊達ではない。

 早太郎は攻撃を受けそうになった時、ためらうことなく猿の腕を骨ごとかみちぎった。

 絶叫を上げ倒れ伏す隻腕の猿をしり目に、残り一頭の攻撃を避けるために後退する早太郎。

 一瞬の膠着ののち、無事な猿と早太郎が睨みあう。

 そして、


「終わるぞ」

「えぇ」


 俺たちがそう呟き、早太郎が咥えていた猿の腕をペッっと吐き捨てた瞬間だった。

 猿叫とともに猿が疾走し、早太郎の眼球目掛けて鋭い爪の刺突を放つ!

 だが、早太郎はそれを読み切っていた。

 紙一重でその攻撃をかわし、お返しとばかりに、猿の脇腹を食いちぎり背後で倒れていた隻腕の猿の頭部へと噛みつき――噛み砕いた!


 野生動物同士の殺し合いがごとき凄惨なその戦いを、俺たちは最後まで見届けた。

 勝者は伝承通り早太郎。

 同時に夜が明ける。

 猿どもの血で彩られた社も、白く輝く早太郎も――そしてサルたちの死体も、朝日に溶けるように消えていく。

 それが、凄惨すぎる事件を引き起こした猿の怪異――《猿神》の最後だった。

 最後に残った腹を抉られた猿は、そんな光景を見つめながら、一人笑っていた。


「何がおかしい?」


 隼太郎を憑依させ、ぐったりと眠る成犬を稲荷が回収する中、俺は思わず猿神に尋ねてしまう。

 もう自我などない、現象になり果てた怪異相手に、馬鹿なことをしてしまった。

 だが、この事件を解決した者として、これだけは聞かないといけない。そんな気がした。


『いいや、なにも。おかしなことなど何もない……。ただ……』


――ようやく、決着をつけられた。


 その最後の言葉は、声になってはいなかった。ただ何となく、猿神がそういった気がして、俺はあの伝説の最後を思い出し、猿神たちの真の目的を悟った。


「まったく、はた迷惑な話だ」


 俺の感想を聞くことなく、猿神は完全に消滅した。

 それがひどく哀れに思えて、俺は犬を抱えてきた稲荷はともに朝日を眺めながら、この事件の真相に思いをはせるのだった。



…†…†…………†…†…



・『荒矢村風土記』猿神騒動の項


 真子(しんし)五年。村長宅に白羽の矢が立つ。

 これ猿神の生贄の要求なり。

 旅の法師これを知り、泣きくれる娘を救うべく、《猿狩り》のもとを訪ねる。

 《猿狩り》は、作物を荒らす猿退治を生業とするマタギなり。

 されど《猿狩り》老齢のため、法師が到着する前日に死去す。

 法師、せめて片割れだけでもと、《猿狩り》の猟犬たる、早太郎のみ連れて帰れり。

 翌日。法師、娘に化け、葛籠に隠した早太郎とともに猿神の社に赴く。

 現れし猿神、娘に化けた法師に気づき、怒りをあらわにす。

 早太郎、そのおり稲妻のごとく葛籠より飛び出し、瞬く間に猿神を打ち倒せり。

 されど法師、打ち倒された猿神哀れに思う。

 二度と罪を犯さぬことを約定し、猿神を許し法師猿神を見逃す。

 そののち、猿神、二度と人里に姿を現さず。

 荒矢村は以降、猿による被害なくなる。



…†…†…………†…†…



 猿神騒動の翌日。村を出た俺たちは、次の怪異騒動の現場へ続く街道を歩きながら、今回の猿神に対しての意見交換を行っていた。


「まぁ、伝説を読む限り、法師とやらはさぞ徳が高い男だったんだろう。人を食らう怪物を許し、その罪を洗い流したのだから。だが、猿神たちがそれを求めていたかといわれると、答えは否だったんだろうな」


 あの荒々しい動作。人を弄ぶ残酷すぎる性根。

 猿神たちはまず間違いなく、人に仇なすために生まれた存在だ。

 その名前や、社を生贄の場所に指定していたところを見ると、ひょっとすると土着神の荒魂だったのかもしれない。

 そんな存在が、外からやってきた法師に、上から目線で許してやるなどといわれて、その決着に納得できたのだろうか?


「なるほど。そういわれると誰でもわかるね! できるわけがない。さながら教師がガキの喧嘩に介入するがごときだ。いや、猿神にとって、法師は目上の者ですらないか。夫婦喧嘩に割り込む、子供の友人程度の存在だったのかな? そんな奴に大人しくしろなんて言われて、あまつさえ哀れまれたなんてことになったら、どんな決着であろうとも、納得できるわけがない」


 俺の話を面白げに聞いていた時廻童が、にやりと笑いながら「同情するよ」と、肩をすくめる。

 だが、一度敗北した猿神たちに、リベンジを求めることなどできなかった。

 法師との約定により、奴らは人里離れた山奥へと封じられ、永遠に晴れない悔しさをかみしめながら、ただひたすら無為な時を過ごしたはずだ。

 そんな時に現れた怪異化の話は、奴らにとってはまさに福音だったのだろう。


「奴らの望みはただ一つ。不完全燃焼に終わった戦いの決着。女を殺すことでも、早太郎に勝つことでも、法師を殺すことでもない。奴らはただ、ケジメをつけることだけが望みだったんだ」


 ただ正しく、敗北者になりたかった。

 今回の猿神騒動はそんな迷惑すぎる――だが、どこかかつての妖怪らしい、猿神たちの矜持によって発生したものだった。

 これからも奴ら各地で被害を出しながら、敗北者になり続けるのだろう。


「ねぇ父さん。それっていいことなのかな?」

「稲荷……」

「そんなの、何も生み出さないし……何にもならないのに」

「稲荷ちゃん」


 憐れむような稲荷の言葉。それに反論したのは、珍しく笑みを引っ込めた時廻童の奴だった。


「それが妖怪って奴らの生きざまなんだよ。人に害なすことを至上とし、悪として倒されることを理想とする……。そして君が抱いたその感想は、猿神たちを追い詰めた法師と同じ利己的考え(エゴイズム)だ」


 そして、時廻童は警告するように稲荷に告げた。


「怪異と相対する以上、君はそれだけは忘れちゃいけない。憐れみなんて、あいつらは決して望んじゃいない。そこを改めずに怪異たちと戦い続ければ――君はいずれ、新しい怪異を生むことになるぜ?」

「っ!」


 それは一種の予言だったのだろうか? それとも、時廻童なりの気遣いだったのだろうか。

 未来を知っているかもしれないコイツの言葉には、独特の重みがあり……独特の怖気があった。


――こいつは一体、どこまで知っているのだろうか?


 そう人間に思わせる、得体のしれない何かがあったのだ。


「時廻童……あんたは、今が不満なの?」

「……さぁ、どうかな?」


 そして、不安を掻き立てるだけか掻き立て、稲荷から不安そうな声を引き出し一人悦に浸る。


――これだから妖怪というやつは。


 と、俺は内心呆れつつ、時廻り目掛けて牽制の念力を飛ばしておいた。


「おっとっ⁉」

「お前、いいかげんにしておけ。それは俺が言うべきことだし、お前が言うと稲荷に悪影響になる」

「ちぇっ! やっぱり石にはお見通しかっ!」


 つまらん! と膨れる時廻童。そんな奴の姿にため息をつきながら、少し不安そうにしている稲荷に助言だけを与えておいた。


「気にするな」

「え?」

「もとより、人間と妖怪が違うのは当然だ。仲良く過ごした時間が長すぎて、人間も――そして妖怪も忘れている奴らが多いが、もともと人間と妖怪は水と油。人と、それに仇なすモノだ。むしろ共存なんて馬鹿げたものを実現した、天才陰陽師・綾部靖明(あべのせいめい)の奴の方がどうかしていた」


――そしてお前はあの天才じゃない。お前は、豊穣院稲荷だ。


 俺はそう告げながら、稲荷に教える。


「だから相互理解をしようとするな。お前は、お前のやりたいようにあいつらと相対し、自分のあり様を奴らに押し付けてやればいい。結局のところ、理解できない相手との戦いなんて、どれだけ我を通せるかの勝負でしかないんだから」

「……うん。そうだね」


 かつて起こった、怪異を生み出したあの事件。

 稲荷とともに戦い、そして敗北したあの事件は、稲荷の心にいまだ暗い影を落としている。

 その影が一刻も早く晴れるよう祈りながら、


「さて、さっさと次の現場に行くぞ。あ、あと定期連絡のために、そろそろ永休と合流しとかないといけないからな。待ち合わせの連絡も入れておけ」


 こうして、俺たちは怪異たちへの対応策を探るための、諸国行脚を続ける。

 怪異の被害がなくなる、その日まで!


怪異:猿神対応ファイル


◆怪異対策第壱項:経過時間の影響調査

 ・一日目:

  村周辺の生活用水が泥まみれの汚水へと変貌する


 ・二日目:

  村周辺の生活用水から、腐臭が放たれ始め、無数の汚物と魚の死骸が浮かび上がる。


 ・三日目:

  村周辺の生活用水付近の植物が枯れはじめ、土壌が強い或刈(あるかり)性になる。


 以降は土壌汚染が深刻化しそうだったため調査を断念。


 ・結論:

  三日以上の放置は非推奨

 

◆怪異対策第弐項:直接対峙時の対応の調査

 

 ・攻撃:

  こちらの攻撃は猿神の体をすり抜ける。

  怪異現象としては肉体を持たないものと思われる。


 ・防御:

  こちらを攻撃する際は爪の身を実体化させ、斬撃を行っている。

  なお、接触直後に実態化しているため、防御は困難。


 ・結論:

  直接戦闘は非推奨


◆怪異対策第参項:伝承的弱点調査

 ・《猟犬》早太郎の召喚

  依り代となる早太郎という名前の成犬を、葛籠に入れて連れてゆく。

  猿神がいるときにその犬を葛籠から出せば、かつて猿神を退治した猟犬の魂が召喚される。

  あとはその猟犬に任せれば、猿神を退治してくれる。


 ・追記:

  依り代となる犬は、健康な成犬。

  子犬と老犬では、早太郎を受け止める器としては不足している模様。

  同様の理由で、健康ではない犬でも召喚はかなわない。


 以下、怪異情報ファイル形式にまとめる。

…†…†…………†…†…


怪異名称:猿神


《怪異等級》

 上級


《怪異解説》

 集落を対象にして発生する怪異。

 二十歳以前の娘がいる家屋の矢に、白羽の矢が突き立ち、その家の娘をいけにえにささげないと、集落の田畑や水源を荒らす。

 その本体は三頭の巨大な化け猿であり、人を殺すのを何より楽しみにしている。

 生贄は集落付近の山にささげるよう指示があり、その山頂には見慣れぬ社がいつの間にか建っている。


《発生条件》

 完全にランダム。


《討伐・予防方法》

 予防法は特になし、極めて悪質な突発発生怪異。

 対策方法としては大人しく生贄にささげるか、討伐となる。

 だが、討伐も通常の方法ではかなわず、《早太郎》と名付けられ育てられた成犬が必要。

 生贄にささげた娘とともに、早太郎を隠す葛籠を用意し猿神を待つ。

 その後猿神が表れると同時に葛籠を開けると、連れてきた早太郎に伝説の《猿狩りの猟犬・早太郎》が憑依し、猿神たちを撃滅する。

 猿神対策として行政機関は、必ず一頭早太郎と名付けた犬を所有しておくこと。

 なお、討伐の際は生贄の娘は代役を立ててよい。

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― 新着の感想 ―
[一言] コロナの影響もあり慌ただしく小説を読む時間もなかったのですが、久しぶりに開くと更新があり大変嬉しくなりました。
[一言] うーん… 共存できない妖怪が、増えているのですね。
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