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怪異其之七・文車妖妃 四

「ぐぁああぁっ、がぁっ! はぁっー!」


 ジュゥゥ。と、肉の焼けただれる音が俺の肩から響き渡る。

 初めて感じる激痛に、俺は思わず地面を転がった。


 背負子をつぶすように倒れなかったのは僥倖だ。倒れた拍子にお萌のくるまった布が遠くに転がり落ちたのも。


「はぁっはぁっはぁっ……なんだ? なんなんだお前っ!」


 そして俺は、俺を焼いた存在を振り返って視認する。

 それは、人――というにはあまりに激しい熱量を伴っていた。


 周囲の景色を揺らめかせるほどの熱をまとった――ヒトガタの炎がそこに立っていた。


『心の底より恨めしけれ』

「っ!」

『ただ春の夢のごとき』


 だが、その声は聞き覚えのある声だった。


「お、おまえ……。お春か?」


『神の御子に願いけれ』

「え。こ、声が……今度はお藍」

『ただ夏の夜の陽炎がごとき』


 次々と声が変わっていく。

 それらすべてに聞き覚えがあった。

 みなすべて――成彦が騙そうとして近づいた女の声だった。


『かつての過去を想いけれ

ただ散りゆく秋の葉ごとく』

「お、お鏡」


『我が縁故を断ちにけれ

ただ冬の氷の厳しさがごとし』

「お直もか……」


 この時俺は悟っていた。

 この炎が――永休さんが言っていた怪異だと。

 そしてこの怪異が何なのかも悟っていた。


 これは執着だ……。女たちからの、俺に対する憎悪の集合体。


『死をもって、償いたまへ……』


 動きは遅い。

 さながら蝸牛がごとく。逃げるのは造作ないことと思えた。

 だが、その熱量が……顔と思しき場所で爛々と輝くその憎悪が、俺の体を射竦ませる。


「あ、ぁ……。そうか、ここまでか……」


 俺は自分の人生の終わりを悟った。

 何もなせず、何も救えず……ただ人を傷つけるだけの人生だった。

 お似合いの末路だ。


 そう考えた俺の胸に去来したのは、生きたいという渇望でも、死にたくないという懇願でもなく、ただただ納得だった。

 怪異は理不尽に死をもたらすものだと世間は言う。


 だがこの怪異、この結果だけは必然だと俺は思った。


「あぁ、でも。最後に、罪を償って死ねるなら……」


 それも悪くはないだろう。

 俺がそうつぶやきかけた瞬間だった。


「……にぃ、さん」

「--っ!」


 転がった布切れから、かすれた声が聞こえた。

 瞬間、固まっていたはずの俺の体がとんでもない早さで立ち上がり、痛む肩など無視して布切れを抱えてお堂へと走り出す。


「あ、れ……」


 死を受け入れたのに。もう終わってもいいと思ったのに……俺の体は不思議なことに、まだ走ることを選んだ。


「あぁ、クソッ! クソクソクソクソっ! 何を勘違いしていたんだ俺は!」


 そうだ……俺の罪は許されない。

 罰は受けよう。命を差し出せというのなら差し出そう。

 だがそれでも、それでもォッ!


「お萌がそれに巻き込まれて、死んでいいわけがねぇだろうがぁッ!」

『償いたまへ……!』

「っ!」


 だが、相手も俺を逃がすつもりはないらしい。

 吠える俺の足元から紅の炎がにじみだし、腕の形となって走る俺の足を握りつぶした。


「がぁぁああああっ!」


 激痛に悲鳴が上がる。くるぶしから下が炭化しもはや足としての機能を失った。


 だったらどうした?


「俺は、俺はぁぁッ!」


 お萌を抱え、転ばぬように崩れていく足で必死に進みながら、俺は叫ぶ。


「お萌を――妹に普通の人生歩ませるために生きてきたんだぁぁっ!」


 これだけは譲れない。譲っちゃいけない。

 だってお萌は……何も悪いことをしていない。

 そんな人間が――ただ体が悪かったからなんて理由で、命を取られていい理由がないだろうが!


「人は生まれを選べねぇっ……! どんな困難も、黙って受け入れるしかねぇっ! でも、周りの人間が『生まれが悪かった』なんて諦めちまえば、それこそ誰も救われねぇだろうがぁッ!」


 山門をくぐる。

 境内に転がり込んだ……。


 たどりーーついた。


 山門の向こうから、炎たちの悔しげな声が響き渡る。

 俺がそのことに。荒い息をついて安堵し倒れる中、見えた本堂の中からすさまじい襤褸のつぎはぎをまとった男が一人、俺たちに駆け寄ってきた。


「大丈夫ですか? 酷い怪我だ。すぐ手当を」

「お、お坊さん……俺はいい、俺のことはいいんだ」

「何を! このままでは死んでしまいますよ!?」

「そんなことは、大した問題じゃないんだ。これは俺の自業自得だ……死んでもいい。でも」


 もう立ち上がることもできず、


「妹だけは、助けてくれ」

「……あぁ、永休。試練を与えたのですね。良いでしょう」


 その男はそういうと、そっと俺の頭に手を置きガキの頃親父がしてくれたように撫でてくれた。


「よく頑張りましたね。あなたは家族のために、偉大なことをしました」

「あ、あぁ……あぁあああああ」


 なぜだか、涙が止まらなかった。

 この人ならお萌を救ってくれる。

 そんな根拠のない安心感が俺を包み込み……俺は意識を失った。



…†…†…………†…†…



 夢を見ていた。

 あの憎たらしい成彦を、雪山の中追いかける夢だ。

 不思議なことにお直や見知らぬ女もみんな成彦を追いかけていた。

 私も案外粘着質な女だなと、内心ため息をついた。


 殴り飛ばして忘れるつもりだったのに……こんな夢を見るなんて。

 でも不思議と気分は悪くなかった。

 必死の形相で、何かを抱えて逃げる成彦を見ていると、胸がすく思いだ。



――もっと苦しめ。

――もっと悲鳴を上げろ。

――私たちがお間に受けた仕打ち以上の苦痛を味わうがいい。



 そんな暗い喜びが、私の中を満たしていく。

 だが、成彦は忌々しいことに山頂にある光輝く何かの間かへと逃げ込んだ。


 まぶしすぎて目が開けられない。これではやつを追うことはかなわない。

 どうしてくれよう。どうしてやろう? 奴が出てくるまで、何年でも待って、奴が出てきたときに殺してやろう。


 そんな狂気の考えが、私の中を満たし始めた時だった。


「やめなさい。あなた方。それ以上はあなた達の罪となる」


 御真が、私たちの前に現れた。


『あぁああああああああああああああっ!』


 光に焼かれる。炎に満ちた私たちがそう錯覚するほどの光と熱量。

 それに苦痛の悲鳴を上げる私たちをしり目に、御真は布にくるまれた一人の少女を取り出した。

 体中青あざにまみれ――すでに息を引き取ったように見える少女だ。


「これが彼が救いたかったもの。あなた達になじられてまで救いを求めたもの。彼の妹のお萌というそうです」

『だ、から、どうじだ! わたしだちが騙されていい理由には』


 見知らぬ女がそれでもと悲鳴を上げる。

 よほど恨みが強いのだろう。

 その形相は私たち以上に凶悪で、落ちくぼんだ眼がどれほど女が傷ついているかを教えてくれる。


「彼女は経絡症という不治の病に侵されたものでした。本来ならば穏やかな余生を与え、私の教えによって来世への希望を与えながら息を引き取らせなければならない者でした。ですが、成彦にはその折り合いが付けられず、そして治せるというデマを信じある者へ金を払い続けた……。それが私の門弟――大阿闍梨 空包という者です」


 その言葉に私たちは息をのむ。

 御真が、自らの門弟の罪を認めたのだ。


「彼の罪は、私の門弟の-ーひいては私至らなさが招いたもの。恨むなとは言いません。ですが、どうか成彦には許しを与えてはくれないでしょうか」


 そうつげ、御真は――ゆっくりと私たちに頭を下げた。


「【文車妖妃】よ……。その恨み、今はその胸にしまい、どうか彼に許しを」

『あぁっ、ああ、あぁああああああああああああああああ!』


 勝てない。私たちの何かがそう悟る。

 そして悟った瞬間、私たちは己が身を振り返る。


 炭になったぼろをまとい、男を追うために体のあちこち焼け爛れさせた、醜いおのが身を。


『あぁああああああああああああああああ!』


 恥ずかしい。御真を前にこんな姿でしか現れることができなかった己が、どうしようもなく醜く感じた。

 私たちは羞恥のあまり身をひるがえし、そのまま雪山を下りていく――そして、


「ああああああああっ!」


 冷や汗をかきながら、私――お鏡は寝台で跳び起きたのだった。


…†…†…………†…†…



「ほ、本当にもう大丈夫なのか!?」

「兄さん。何度も言ったけど、もう大丈夫ですよ。永休様の治療は本当に完璧です。今なら走ることだってできそうです」

「いや、流石にそれは……」

「貴方ずっと寝たきりだったんだから、走る筋力はついてないわよ。今はゆっくり時間をかけて普通の体力をつけていく段階。無理はしないように」

「あはははは……はーい」


 数日後。とある田舎のとある宿場町にて、二人の兄妹が黒い袈裟と編み笠をかぶった二人の修行僧を見送っていた。


 修行僧は当然永久とルルエル。見送りに来ているのは成彦とお萌だ。


「本当に、ありがとうございました。永休さん。でも、本当はあの時一体何が」

「なに。ちょっと高僧らしいずるをしただけだ」


 永休のその言葉に、成彦は納得がいかないと言いたげに首を傾げた。

 体は当然のごとく五体満足。

 やけどの跡すらない自らの体を見下ろし、成彦は独り言ちる。


「俺は確かにあの時、怪異に体を焼かれました。足なんてもう使い物にならないほどボロボロで……」

「そうだね。でもまぁ、あれは夢だから」

「……夢の中でお萌が治療されなおされたって言っているんですか、永久僧正」

「いやぁ、まぁ……実際治っているしそうなんじゃない? ははははは」


 疑わし気な視線を向ける成彦に対し、永休はカラカラ笑いながら言い訳にもならない言葉で煙に巻く。

 そんな永休をルルエルは信じがたいものを見る目で見つめていた。


 唯一、このメンツの中で彼女だけが永休がやらかした大偉業を知っていた。


 真教界の中でも秘法中の秘法――両界侵食涅槃曼荼羅。

 永休が用いた術の名である。


 その効力はいたってシンプル。

 人間の精神を真教天界に飛ばし、御真こと――真教教祖 シン・アルダータへの目通りを行わせるといったものだ。


 だが神への邂逅を確実に行う術式というこの破格の術には、当然のごとく制約が多い。


 その1:自らの利益のために使用しないこと

 その2:自らを効果対象にしないこと

 その3:大阿闍梨以上の高僧資格を持つこと

 その4:自らが大悟を得ることをあきらめること


 特に4つ目が、僧侶たちにとってはもはや使用するに値しない制限だ。

 悟りを求めて山門をたたいた彼らにとって、悟りを得ることを諦めることは死に等しい。

 まさしく、自らを犠牲に他者を救うことのみを目的に使用される大術式。それこそが、両界侵食涅槃曼荼羅なのだ。


 それを、永休はこんなにあっさり……。


「私はもう悟りは得られないからね。なら他の人のために使ってあげた方が御真も喜ばれるよ」

「友達感覚で最高神のこと呼びつけるのはどうかと思いますがね」

「なに。悪い気はされておられないさ。事実、御真はお萌ちゃんを救ってくださった。それがすべての答えだよ」

「…………」


 お萌を救った方法に関しても、ルルエルからすれば物申したいところだ。

 さすがの永休と言えどもあの術の正体には気づいていないらしいが、神代生まれのルルエルには分かった。


 お萌に体に施されたのは、治療や蘇生の術式などではなく転生術。

 すなわち、障害まみれのお萌の体を一度分解し、全く新たな正常な肉体を創生しなおしその中に再度魂を封入しなおすというものだ。

 まさしく神代の神秘。最高神にしか許されていない暴挙である。

 当然今圏極では落ちてくるはずだった魂の数が突然変更されてんやわんやになっているだろう。

 シン・アルダータも焔魔大王に呼び出されているはずだ。

 シン・アルダータの明日は果たしてどっちか……それはもう神のみぞ知る領域。


 私、しーらない。と内心ルルエルは自らが仕える宗教の最高神を見捨てる。

 ともかく不安のすべては天界で処理されるべきもの。

 現世の人間にとっては関係ないものなので、知ったこっちゃないのが正直なところだ。


「で、成彦君はこれからどうするんだい?」

「……取りあえず、お萌の面倒見ながら騙そうとした女の人たちに詫びをしていくつもりです。何年かかっても」

「私も付き合うよ、兄さん」

「いや……だが」

「私を治すためにやったことなんでしょう。なら責任の一端は私にもある。だから、私にもその罪は背負合わせて」

「……わかった」


 幼いながらも覚悟を秘めたその言葉に、成彦は困ったように頭を掻いた後折れるしかなかった。


「まぁ、ならいい。頑張りなさい」

「軽いっすね……」

「男女関係は他人が口を挟める所にはないからね。あとはきみたちの努力次第でしかない。あぁ、でも一つだけ注意がある」

「あ、はい。何でしょう」


 何やらうんちくのある言葉を期待したのだろう。

 目を輝かせて聞き入る体制にはいる成彦に、申し訳なさそうに永休は笑った。


「大したことじゃない。空包大阿闍梨にはしばらく近づかないほうがいい」

「え? いやでもお金帰してもらわないと」

「そちらは『天台』の方へ私が話を通しておくよ。とにかく、しばらくの間彼には近づかないように」

「は……はぁ?」


 永休にしては珍しく、理由すら話さず強硬的に『近づくな』という警告を与えられ、成彦の顔にわずかな戸惑いが浮かんだ。

 だが、ルルエルにとってもこれは正解だと思う。

 なぜなら……。


「せっかくの大団円なのですから、巻き込まれてつまらない後味を味わう必要もないでしょう」



…†…†…………†…†…



 とある田舎の山寺。

 韻踏いんとう寺。


 かつて多くの歌仙が集い、歌を詠みあったこの寺には現在一人の大阿闍梨がいた。


 空包大阿闍梨。厳しい修行に耐え大阿闍梨の称号を得たが……地方の寺の住職となってからは堕落し、金もうけに執心しだした生臭坊主だ。


「ひひひひ、あのガキもようやく金を払ったところであの病は治らんと気付いたようだな。これも社会勉強よ。拙僧の様な優しい僧侶が世の厳しさを教えてやったのだから、むしろ感謝してほしいくらいよ」


 そう言いながら空包は甕にためた無数の金を数え、笑みを浮かべる。


「これだけあれば新しい妓女の身受けもかなおう。さて、誰を身請けしようか……。松風か。それとも雛罌粟か」


 妓楼街に幾人もいる己が愛人たちの顔を思い浮かべながら、女に優劣をつけ都合のいい女を見繕おうと考える空包。

 その傍らの屑籠入れには、しおれた小指が入った手紙が捨てられている……。


 指切り。妓女が客の裏切りをそしるために送りつける手紙で、小指を切り落とし送られたそれには多分な呪詛が込められている。

 だがそれらの呪詛は高僧たる空包には効かず、彼は多くの妓女街の女を泣かせ続けている。


 そう……彼に呪詛は効かなかった。呪詛は。


「決めた、雛罌粟にしよう。松風はそろそろトウが立つからのう。ふひひひひひ――」


 瞬間、空包の胸を紅の腕が貫いた。


「……はぁ?」


 突然の緊急事態に空包が意識を追いつけないままでいる中、手紙が捨てられた屑籠から紅蓮の炎がまき散らされ、炎の女が空包の背後にたたずむ。


『心の底より恨めしけれ

ただ春の夢がごとき


神の御子に願いけれ

ただ夏の夜の陽炎がごとき


かつての過去を想いけれ

ただ散りゆく秋の葉ごとく


我が縁故を断ちにけれ

ただ冬の氷の厳しさがごとし


死をもって、償いたまへ……』

「な、んだ、妖怪か? 呪いか? いくらで雇われた!? 拙僧を――大阿闍梨空包と知っての狼藉かぁぁっ!」

『――っ!』


 炎の女はその問いには答えず、ただ手を握り締め……空包の心臓めがけて突き入れた。


「ぎゃぁあああああああああ!? あづい、あづぃっ! 御真よ! お救いください! あなたの門弟をお救いくださいぃいいい!」

『死をもって、償いたまへ……』


 御真をもってしてしても、救い難い男は『あんなに苦しい修行を経たのだから、自分がどんな状況であっても御真は救ってくださる』という勘違いをそのままに、妄念の炎に身を焼かれ……炭となってこの世を去ることとなった。


 文車妖妃……。人の愛より生まれ、愛を利用したものを焼き払うその怪異は、かつて書籍を愛した女神の姿を捨て去り、炎の処刑者として後の日ノ本を彷徨することとなる。

《怪異名称》

文車妖妃


《怪異等級》

 特急


《怪異解説》

 かつて女神であったとされる、零落した妖怪が怪異化した姿。


 炎が女の形をとった姿をしており、触れた対象を炭化するまで焼き尽くす火力を持つ。


 戦国のころまでは主に女をないがしろにした男に対し発生していたが、近年になり男女平等を意識しだしたのか、男を手ひどく弄んだ女に対しても発生するようになった。

 一度目を付けられれば対象を殺害するまで追跡する。


 逃げることができた人間は現状1名のみである。



《発生条件》

 弄ばれた人物が対象への恨みの文を送り付けることによって発生。

 一応恨みの強度(あるいは数)によって発生するか否かが決まるらしいが、「指切り」した手紙などを送ればほぼ十割の確率で発生する。

 そのため戦国のころには「指切り」は違法行為と定められた。

 意図的な発生を狙った場合は発生源も山本五郎左衛門に殺されるため、近年は発生件数自体も減少傾向のようだ。


《討伐・予防方法》

 文車妖妃が特級たるゆえんは殺傷率もさることながら討伐方法の難易度にある。

 討伐方法は「文車妖妃」を発生させた原因である女(あるいは男)の恨みをなくすこと。

 すなわち完全なる「許し」を得ることである。


 当然、文車妖妃を発生させるほどの恨みを持つ相手から許しを得ることはできるはずもなく(そもそも許してもらう前に殺されるケースが大半)、特例の1名を除きいまだに文車妖妃の殺傷率は十割をたたき出している。

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相手を恨んでるなら意図して手紙送るだろうから相殺になるのでは 意図的ではない方が少ないのでは
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