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オズマ戦記  作者: 葱龍
六章 転生者大戦 激闘篇
74/168

第七十話「暴走と捕虜と再会の復讐者」

18/7/26 追記

遂に…遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に

遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に遂に!!!!!!

総合PV数が10000を突破しましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!

YEAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!

今まで読んでいただいた方々にマジ感謝!!!!!!!

雄叫びを上げながらクドーは弾丸の如く突撃。

シドの喉元目掛け右手を振りかぶった。


シドは咄嗟にロッドを水平に構えて防御する。

重く、鋭い衝撃。

剥き出しの殺意共々シドはクドーの持つ危険性を本能で感じ取った。


「強い…!」

「ヴゥゥウウゥゥゥゥゥ…!!!!」


クドーの右腕から見えない糸が無数に伸び、シド目掛け一斉に襲い掛かる。

瞬間、シドの身体が左へと弾き飛ばされ、クドーの見えない糸が空を切る。


シドが右側を見るとそこにはシャインとシャッテの姿が。

シドが見えない糸の餌食になる前にシャッテが風魔法でシドを吹き飛ばしたのだ。


「シャイン、それにシャッテも…」


「気を付けてシドにーちゃん。そいつ私達には見えない糸で攻撃してくる!」


「見えない糸…。それは厄介ですね。」


「でも、勝てない相手じゃない。現にあいつはにーちゃんとおねーちゃんの二人に一回ずつ負けてるんだから」


クドーは背中から見えない糸を伸ばし近場に身を潜めていたリザードマンの青年2人を刺し貫き、

それぞれシドとジン・ハゥロン目掛けて投げ飛ばす。


「ッ!」


投げ飛ばされたリザードマンが胸に直撃しながらも何とか受け止める。

が、クドーはすかさずシドの顔面に飛び膝蹴りを叩きこんできた。

ジン・ハゥロンも投げ飛ばされたリザードマンを近場に寝かせ応戦するが、

クドーの腕から伸びる見えない糸に絡め取られ、投げ飛ばされた。

その力やすさまじく、家屋を1つ、また1つと薙ぎ倒していき、4棟の家屋を全壊、一棟を半壊させようやく静止した。


「グ……ッッ!何という…パワーだ…!!」


「ハハハハ!思い知ったか!!我々の奥の手の力!

 そいつはな、あまりに力を付けすぎてデストラもエタニティも持て余した末に封印した男だ!

 一介の逆賊風情が勝てるものか!!さぁクドー!そいつ等にトドメを刺せ!!」


クドーの圧倒的な力に上機嫌となったジュリアはクドーに命令を下すが、


「ウルサイ…!!!」


クドーはジュリアとデストラ兵目掛け見えない糸を飛ばす。

見えない糸はデストラ兵たちの身体を貫き、僅かに身じろぎしたジュリアも片脚を抉られる。


流血する足を抑え身悶えするジュリアを尻目にクドーはツバキに近づくと、


「…テメェノ…事……ハ…覚…エテル…ゾ………!」


「こっちはもう会いたくないと思ってたけどね」


そう言ってツバキは精一杯笑ってみせる。


「小妻…コウは……何処だッ………!?何処ニイル……!!」


「言うと思う?」


「ナラ…自分デ捜ス………!!!」


そう言うとクドーはジャンプ。

空の彼方へと消えていった。


「逃げたのか…?」


脇腹を抑えながらジン・ハゥロンが空を仰ぐ。


「違う。あいつ…コウを探しに行ったんだ」


「なんなんだ…?何なんですかあいつは!!?

 あんな奴が存在してたなんて聞いてませんよ!!」


シドは酷く取り乱した様子で周りの人と言う人に怒鳴り散らす。

あまりに恐ろしい体験だったのかその眼は涙で潤んでいた。


「あいつはクドー。かつて盗賊団を利用してルトヴァーニャの王室から聖剣を盗み出した後コウとリゼルお姉様に敗れ、

 その後エタニティとして大武闘会を襲撃した男………。」


エルだった。

シドは今まで何をやっていたんだ、とエルを責めたい気持ちに駆られるが、堪えてエルの話を聞く事にした。

シドはクドーに対して知らない事が多すぎる。


「性格は凶暴、傲慢、残忍、冷酷と人間の負の側面を凝縮したような物で

 協調性と常識はゼロ。自分で無い物は殺すか、利用するかしか考えていない…。

 一言で言うなら『最低最悪の人間』よ」


「…随分と詳しいんですね。まるで奴といた事がある様な」


「そりゃ一緒にいたから。ほんの僅かな時間だけど」


「その話、詳しく聞かせてもらおうか。」


脇腹を抑えながらジン・ハゥロンが言う。

その傍らでは部下のリザードマン2人がジュリアの両腕を羽交い絞めにし取り押さえている。


「あの男…クドーだったか?あいつを捕らえるにしろ倒すにしろ情報は必要だ。

 アジトまで戻ろう。ちょうど敵の指揮官も、捕虜にしたところだしな」


ジン・ハゥロンの後を追う様にシド達はアジトへと帰投する。

捕らえられたジュリアは暴れこそしたが、リザードマンよりも力が劣っていた為大事に至る事は無かった。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



アジトに戻るやエルはクドーと出会ってから現在に至るまでの経緯を事細かに説明した。


エル自身クドーの全部を知っている訳ではなく、エルが何でも屋オズマの一員となって以降のクドーの顛末は解らずじまいだったが、

話の端々から見受けられるクドーの悪辣さにシドとジン・ハゥロンはただただ言葉を失うばかりであった…。


「そんな奴がこの世に存在してたとはな…」


「悪人、ではなく悪。そう形容せざるを得ないですね。」


「謎なのは、何故あのジュアッグとか言う女がクドーをここに連れてきていたか。なんだけど…」


エル、シド、ジン・ハゥロンは部屋の隅で縛りつけられているジュリアを見やる。


「あれは戦況が膠着状態に陥った時、抵抗勢力を一網打尽にする為に本国から持ち出した奥の手よ。

 それに私はジュアッグじゃなくてジュリア・O・カーター!人の名前くらい覚えておきなさい!!」


「捕虜の癖に随分態度が大きいですね」


「こいつは智龍の谷に駐留していた部隊の隊長格らしい。」


「どうりで…。」


エルはジュリアの目の前まで近寄りしゃがむと、


「あいつが、クドーが何処に行ったか教えてくれない?推測だけでいい!」


「知らないわよ。あいつの思考パターンまで解る訳がない」


依然横柄な態度を崩さないジュリアにエルが歯噛みしていると、

アジトの扉が開かれ、誰かが入ってきた。

門番のリザードマンが乱入者を足止めしようとするが、乱入者はそれを突き飛ばし中に入る。


「思考パターンは解らないにしても飛んでいった方角なら解る。

 ヤツが南西に飛んでいくのを俺も見た」


「お前は…!?」


乱入者のその顔にジン・ハゥロンもエルも、ツバキも見覚えがあった。

見間違う筈もない。この男は、大武闘会でコウと戦った転生者‥‥‥‥!!


「シロウ…!!」


「何でここにいるの!!?」


エルとジン・ハゥロンは嫌悪感を露わにし、シロウと面識のないシドは右に左にと目を泳がせる。

シロウは落ち着いた様子で、


「そう邪険に扱うな。もうエタニティは抜けた身、と言うよりは捨てられた身だって事くらいお前らも知ってるだろ?」


実際そうであった。

シロウは試合中突然狙撃され、エタニティに切り捨てられていたのだ。

大武闘会が中止になってもう何か月も経っている上エルもジン・ハゥロンもその間一度もシロウに会っていなかったから失念していた。


「その、ごめん…。私達も色々忙しくて、アンタを狙撃した奴の事全然探せてなかった…。」


「謝るなよ。それに狙撃犯ならもう目星はついてる。いや…ついていたと言うべきだな。」


「何故過去形?」


「俺を撃ったのは須磨豊太郎。最低最悪のロリコン野郎で、この前小妻コウと戦って死んだのは記憶に新しい。

 それくらいの話俺の耳にも入ってるよ。」


「…僕自身貴方とお会いするのはこれが初めてなので、貴方の過去に何があったかは全く解りません。

 けど、だからこそ聞かせてください。貴方がここに来た目的を」


「お前は?」


「シド・ハーマン・ルトヴァーニャ。リゼル王女は、僕の姉です」


「なるほど。シド、俺は俺を捨てたエタニティの連中が…特に首領のアルバス・ロアが許せねぇ。

 だから俺はアルバスも、エタニティの連中も一人残らずぶっ潰して殺す………!」


「それって…」


「あぁそうさ。俺は復讐の為に奴等と戦うんだ」



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