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一分だけの近さ

作者: 神谷嶺心
掲載日:2026/04/24

今日は誰かに手紙を書いた。

なぜかとても戸惑っている。

誰かに直接手紙を書くのは初めてだ。


何ヶ月も先延ばしにしてきた。

たぶん頭の中で期待を膨らませすぎていたからだろう。

受け取る相手の反応も、自分自身の思いも。


その手紙を読んだとき、どう感じるだろう。

面白いと思うかもしれないし、

予想以上に大切にしてくれるかもしれない。

届いたときに答えがわかるはずだ。


数ヶ月前、すでに一通の手紙を受け取っていた。

それに返事をするのに、私は何ヶ月もかけてしまった。

本当にその時間が必要だったのだろうか。


書いた内容を思い返すと、少し恥ずかしい。

言いたいことは全部伝えられただろうか。

心の中にはまだたくさんの疑問がある。


きっと私の言葉の奥まで読み取ってくれるだろう。

期待しすぎる自分を抑えられないけれど、

それでも、この手紙を喜んでくれる人に書けたことが嬉しい。


長い間、心の中で無数の手紙を書いてきた。

ようやく形にできた今、何と言えばいいのだろう。


毎日交わす会話が、私に影響を与えている。

この手紙が、読んでいる間だけでも距離を縮めてくれることを願う。

たとえ一分だけでも。

あなたの手紙を読むとき、私が感じるように。

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