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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

傷痕

作者: しぇりー

心えぐり取られるようなと言われるけど

えぐられて取られてるんだからまだましじゃない

無くなることはなく

ただずっと同じ場所で

不意討ちで、うぐっとなって

息ができなくなる


夢の中ではあの時のままなのに

目覚めたら時間は進んでて

過去じゃなくて

本当の夢だったように

霞んで 霞んで

見えなくなってく


すごく好きなのに

好きだったのに

私の想いは

あなたには重すぎて

届いても

受け止めてもらえず

分かってたのに

軽くする方法が

分からなくて

今は自分の重さで

潰れそうで



本当にえぐりとられたらどんなに楽かと思うけど

そうして全て無くなって終わってしまったら

私はどうなるの

空になった心は

何にも傷つけられることなく

傷ついても気づかない


手当ての仕方も教えられず

放置され酷くなってく

もう何が

したいのか分からないぐらい

赤く 赤く

辛くなってゆく


それも怖いけど

怖いけれど

あなたの想いが

私から離れてて

近くても

遠くにいる感覚

もう違うのに

知っているのに

目が開かなくて

あなたの優しさが

必要なのに



何か1つだけあっても

あなたを取り返すことはきっと出来ない

誰かから引き離すこともきっと…

どうすれば良いか知りたいけれど

実践する相手に

あなたに

もう会えない



すごく好きなのに

大好きなのに

私の想いは

あなたには重すぎて

届けても

届けても

受け取ってもらえない

分かってたのに

軽くする方法が

分からなくて

今は自分の重さで

潰れそうで


やっぱり何もできない

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― 新着の感想 ―
[良い点] 強い想いと、それ故の痛みが、ひしひしと伝わってきました。 いつか楽になれる時が来ればいいなぁ、と思います。 切なさもあり良かったです。素敵な詩をありがとうございます。
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