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第3話

森の中で話していると新しい別の化け物が出てくるかもしれないため一旦喫茶店に戻るらしい。

そして私服に戻ったAが質問を投げ掛けた

『で、自殺志願者(仮定)さん』

「はい」

『目的は?』

「自殺するためです」

『何で?』

「人間でいることに嫌気が指して」

『アホくさ』

喫茶店の少女が頬杖を付きながら言う。

『さっきも言ったけどそれ本心どうなの?』

「...」

『黙り《ダンマリ》決めてんの?』

正直言って答えられるかわからなかった...

死にたいと思えば死ねる状態...なのに身体は化け物から逃げた...明らかな矛盾だというのはわかっていた...

「分からない...です」

しばらく続く沈黙をBが破った

『じゃあ、生きたいんじゃないの?』

分からない、分からないと言うのか分かりたくないと言った方が正しいのか...

『人間なんてそんなもんだよ、死にたいって思うと死ねないんだよ。』

「死ね...ない...」

『そう、死ねない』

どういう意味なのか...正直、理解が出来なかった

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