スウィートハート
「会いたい」
そんな一言から生まれた詩です。
「また明日」
キミは
何度も
振り返りながら
手を振ってくれたね
さっきまで
一緒だったのに
もう会いたいな
溜め息が出ちゃうよ
月が夜空で
笑ってる
キミと
出逢ってから
世界が
嘘みたいな位
キラキラして見えるんだよ
キミも
同じなら
うれしいな
「寒いから」
そう言って
自分の手袋を
くれたね
キミの
手のぬくもりが残る
手袋に
指を通したら
その優しさに
涙が流れてきたよ
「……会いたい」
「よかった。同じこと考えてた」
大好きな声──
息を切らしながら立つ
キミも
同じ気持ちだったんだ
月が夜空で
笑ってる
二人の距離が
近づき
少し照れながら
おでこを合わせ
静かに
まぶたを閉じる
「大好き」
「大好き」
どうでしたか?
私は言葉を紡ぎながら、二人にキュンとしてました。