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日々睡蓮  作者: ひめきち
8/88

11/22/63

私の最愛の作家、スティーヴン・キング作の小説です。

言わずと知れたモダン・ホラーの巨匠ですね。

文藝春秋さんから上・下巻で出版されています。



彼の作品はどれも素晴らしいのですが、私が一番最近読んだのはこの本。

タイムリープもの、と言っていいのでしょうか。

現代の青年が過去に戻って歴史を変えようとするお話です。


タイトルにある日付は、ケネディ大統領暗殺の日。

そう、主人公ジェイクの最大の目的はJFKの暗殺を阻止することなんです。


ここで大事なルールが二つ。


①タイムトラベル先の場所と時間は固定されている。

大統領暗殺より遡る事5年前の「ある町」にしか行くことは出来ない。

JFKを救うためには最低でも過去で5年暮らさなければならない。

過去で何年過ごしても、現代に戻ると出発してから2分後の世界。


②一度現代に戻り、再度過去へ行くと、それまでの改変はほぼリセットされる。

一度成功しても再度過去に行くと、また0からのスタート。

ただし、自分の肉体は主観の経過時間相応に年をとる。




失敗してやり直し、を繰り返していると、自分の肉体はどんどん年を取ってしまうのです。

無限のやり直しは出来ません。

そして過去で起こした行動はバタフライ効果を生み、パラレルワールドが生まれ……。

さらに、過去を改変しようとする者に、『時間』自体が抵抗してきます。


キングの圧倒的な筆力は、圧巻の一言。

さすがのストーリーテラーです。



そしてこの本、壮大なラブストーリーでもあるんです。

泣きます。

泣きました。

そうだよね、そのラストしかないよね、でも……!!


これ以上はネタバレになるので書けませんが、やっぱりキングは最高です。



 

 

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