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その女アレックス
ピエール・ルメートル作、文春文庫さん出版。
ドンデン返しに次ぐドンデン返しの、
息もつかせぬ犯罪ミステリー。
主役は二人。
誘拐監禁された女、アレックス。
その事件担当になった、警部カミーユ・ヴェルーヴェン。
お話は、この二人の視点が交互に切り替わりながら進みます。
小説的には『ヴェルーヴェン警部シリーズ』の二作目だそうですが、日本語翻訳された作品は今のところこれだけみたいです。
もちろん、この話だけでも楽しめます。
もうね、ネタばれしたら面白くないので、
多くは語りませんが。
一部、二部、三部と進むうち、
良い意味で裏切られ続けるというか。
凄いですよ!
最後まで読むと、
「いいんだ⁉︎」と叫びたくなります。
滅茶苦茶スッキリはするんですけどね。
「ざまァ‼︎」と膝を打ちたくなる感じ。
映画化の話も進んでいるとの事。
納得です。
シリーズで出版されたら是非読破したいなあ。
スーパーヒーローじゃない、心に傷を持つ主人公カミーユ。
その部下ルイとアルマン、上司ル・グエン、判事ヴィダールも、いい味出してます。




