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鈴蘭
5月1日はスズランの日。
ヨーロッパでは春の訪れを告げる花です。
純白の鈴のような花が、濃い緑の葉の陰に隠れて控えめに、でもそれこそ鈴なりに咲きます。
清楚で可憐、香りも良い。
昔から特別に大好きな花です。
贈られた人には幸福が訪れるとも言われ、フランスでは花嫁にプレゼントする習慣があるんだとか。
イギリスのキャサリン妃の結婚式のブーケにも使われていましたよね。
日本では『君影草』『谷間の姫百合』、
海外では『聖母マリアの涙』『五月の小さい鐘』『天国への階段』とも呼ばれます。
香りが高いのはドイツスズランの方。
バラ、ジャスミンと並んで、三大フローラルノートの一つ。
香水も多種類ありますが、有名なのはディオールの『ディオリッシモ』でしょうか。
スズランには、イエス・キリストが処刑された時にマリアが流した涙から生まれたという伝説があります。
また、森の守護神セント・レオナードが大蛇と闘った時、流した血から芽吹いたスズランが、
彼の体と心の傷を癒したという伝説もあります。
そこからスズランには『癒し』『幸福』『純潔』等の意味が与えられたのだそうです。
でも実は毒のある植物なので、気を付けて下さいね。




