トワイライト
映画も大ヒットしたのでご存知の方も多いかと思います。
アメリカでは一時期、社会現象にもなりましたよね。
ステファニー・メイヤー著、ヴィレッジブックスさんより単行本版だと全13巻、文庫本版だと全9巻で刊行されています。(本編のみの巻数です)
小原亜美さんの絶妙な翻訳もさることながら、単行本版の挿絵を手掛けられている漫画家のゴツボ×リュウジさんのイラストが素敵で、もうイメージぴったり。一見の価値ありです。
主人公ベラ(イザベラ)は運動が苦手で少し内気な、普通の女子高生。母親の再婚相手の都合で、離婚した父親のもとへ引っ越してきます。同級生のエドワードと出会い、恋に落ちるのですが、実は彼は吸血鬼だったのです。
人間の血を飲む事を拒み、吸血対象は動物のみと自戒する「菜食主義」のヴァンパイア:カレン家の一員、エドワード。
そのヴァンパイア達を監視している、キラユーテ族、人狼のジェイコブ。
基本はベラとエドワードの純粋な恋物語なのですが、ときに三角関係も混じる、切ないラブストーリーです。
どうしようもなくベラを求めながら、既に人間ではない呪われた自分に悩み、ベラの幸せの為に身を引こうとするエドワード。
ベラの事が好きで諦めきれない純粋なジェイコブ。
エドワードに一途なのに、苦しい時に支えてくれたジェイコブにも惹かれずにいられないベラ。
人間とヴァンパイアとの恋愛を認めまいと「肉食」のヴァンパイアが絡んで来たり、ヴァンパイアの長:ヴォルトゥーリ一族からベラがヴァンパイアへ「転生」するかどうかの決断を迫られたり…。
アクションも満載。
古典的な吸血鬼と違う「新しい」ヴァンパイアの解釈も新鮮でした。
個々の「能力」も面白い。一風変わった超能力物としても十分楽しめます。
手に汗を握りながら読まずにはいられない小説です。




