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無題(仮)  作者: ひかる
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エピローグ


「…いった。」


一足踏み込めば、喧騒に包まれたギラギラ光る街。

けれど一本路地裏に入れば、暗く暗く闇に吸い込まれてしまいそうな程の冷たいビルの間で、乱雑に積まれたゴミにもたれかかりながら白い息と同時に呟く。


あれだけ死にたいと思っていたあたしは、自分に向けられた殺意から死に物狂いで逃げ出した。


身に纏ったきらびやかなドレスも、こんな暗闇の中ではただの布切れ。


裸足で走ったせいで、薄いストッキングなんかじゃ何も守れやしない。


足裏は石や硝子で血だらけ。


寒さでかじかんだ指先で、震えながら硝子の破片を一つずつ抜いていく。





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